これまた時が遡って
先週のお話
宇都宮線のグリーン席で
浮かれて向かったのは
栃木駅
駅前には栃木出身の
山本有三の碑があります。
山本の「ひらがな廃止論」だけで
ブログが何回も書けそうだけど
今日はその目的ではなくて
こちら
牧田工務店さんの
i-works 4.0モデルハウス
こちらでi-worksの
勉強会があるということで
事務局の中村正吾さんに
お声がけいただいて
図々しくもお邪魔してきました。
i-worksは建築家・伊礼智さんが
フルオーダーの「オートクチュール」ではなく
標準化した「プレタポルテ」としての
家づくりを目指したもので
業界の人にはそれで大体
伝わるかな〜と思います。
先日お伺いした松江の松尾工務店
木村さんがお話しされるということもあり
↑僕も見せていただいた
松尾工務店さんのi-works4.0の家
について話す木村さん
この後も、プランニングや
施工についてのディスカッションが
続きました。
みなさん、i-worksという
プレタポルテ(質の高い既製服)に
取り組んでいて
その質の高さを
どう担保し、より高くしていくか
そういう話をするわけです。
工務店同士が集まれば
必然的に建築のになりますが
通常は、みなさん作っているものは
それぞれバラバラ
もちろん、お互いの仕事で
参考になることは多いわけですが
i-worksのようなケースでは
ベースになるものが同じなので
より一層、お互いが何を話しているかが
よくわかるわけです。
この手の話だと
どこまでを図面通りにやるか
どこまでハミ出していいか
この塩梅が難しくて
完全に統制して
ハミ出しを一切許さない!
という方が本部は楽チンだろうけど
そうなると作り手が
がんじがらめになって
面白くなくなってくる
かといって、お施主さんのいうことを
何でも聞く、となると
企画意図がグダグダになる
ただ図面が欲しいとか
建築家の名前を使いたいとか
そんなんだと
同じ日本語を使っているようでも
言葉が通じないんですが
そこに、共通言語が存在すると
「ここまでならやってもいい」
「これ以上はやっちゃいけない」
と、文脈を読む、というか自制するというか
そんな力が作用するわけです。
共通言語を持っていると
みんなでアップデートしていくことが
できるんだな〜と
当たり前のようでいて
意外とできていないことを
目の当たりにして
気持ちの良い時間でした。
しかし、その気持ちの良い時間を
もっと気持ち良くしたいという
考えが、伊礼さんはじめ
みなさんに多く
まあまあ早めに乾杯!
左から、今回モデルを見せてくださった牧田さん
伊礼さん、事務局の中村さん
みなさん持ち寄った食材を
焼いたり何やらしたりしていただいています。
で、僕もお約束で
多分まだリアルに会うのは2回目? の
佐野さんにウザ絡みをしたり
伊礼さんにもブログ用の写真を撮ってもらったり
(だいぶ顔赤いな俺…)
と、突然お邪魔して
いつものように好き勝手に
喋って飲んで食って…
でも、それによって
少しぐらいは、誰かの何かに
変化があったんじゃないかなあ?
ともあれ、ご一緒いただいたみなさん
本当にありがとうございます!