良いサイン、悪いサイン

人間が小せえな〜と言われようが、ダメなサインはどうにも容認できないのです。素敵なサインは大好物です。


サインって
個人住宅ではほとんど
問題にならないけど

ちょっと規模が大きくなったり
目的が変わったりすると
めちゃくちゃ大事ですね〜

ここ最近、愛知・岐阜方面に行くことが
たびたびあります。

名鉄特急の特別車の中に
さらに特別な展望車もあって
楽しいなあ〜

名古屋人には当たり前(?)
名鉄名古屋駅のホーム

↑同じホームからいろんな行き先に
電車が出ますけど

上についている色のところに
並ぶようになっている↓

よくできてるな〜
と思います。

岐阜のメディアコスモス
建物としては前に紹介したこれ

伊東豊雄さんの多摩美図書館&ぎふメディアコスモスに行った
多摩美術大学に伊東豊雄さんが手がけた図書館があります。伊東さんの図書館というと岐阜のメディアコスモスも有名ですね。その二つの建築を通じて図書館について考える、そんなお話です。


夜もいいね

ここの館内案内
写真がわかりにくいけど
手前の白いところは高さがあって
手元で見られる

そして足元には
各方位に何があるかが
書いてある

ここにも多少のダサい
注意書きがないわけではないけど
建築空間とシームレスに
サインがあって素敵です。

岐阜・各務原の航空宇宙博物館に
行ってきたんだけど

そこに展示してある飛行機の
サイン、というかコーション

↓わかりやす!

一方で、泊まったホテルの
浴室では…

警告が見えない!

そして今回の旅ではないが
僕が今まで見たサインで
最強のトイレ

呼び出しボタンだけで
3つの注意書き

水を流すのにも
本来のサインに加えて
ダメおしあり

人間が小せえな〜と
思われるかもしれないけど
僕、本当にこういうのがダメで

見た目が美しくないのは
もちろんだけど
これを平然とやってのける人が
いるということに驚愕する。

多分、二重三重にサインを出しても
効果は二倍三倍にはなるまい。

むしろ、たくさん注意書きがあると
目に入らなくなるよね。

サインが建築を台無しにする話は
前にも書いた、その時にも触れた話だけど

建築の魅力をサインが低減する
僕の住む浜松市は偉人をたくさん輩出しています。(僕をはじめとして…と言いたいけど僕は旧清水市・元静岡市清水区出身)全国的にはホンダの創業者本田宗一郎が有名ですがスズキもヤマハも創業は浜松界隈だし全国に名高い「天竜材」の始祖とも言える金原明善...

住宅の場合はサインらしいサインはないけど
モデルハウスになると途端に

あれをしないで
これをしないで

のサインが出まくるケースがある。

綺麗に保ちたい
新築物件として売却したい
そんな気持ちはわかるけど

相手は
住宅を試しに来ている
わけだから

住宅でやれることは
大体やれるようにすることが
モデルハウスのつとめじゃないかな〜

兎にも角にも
禁止系サインが出ていると
超・興醒めなので

やるんならスマートに
さらっと注意してよね〜

(って、素敵な例を探したけど
手元に全然なかった。
これから意識して集めます!)