昨日はマクスさんのwebサイトのリニューアルについて触れました。
リニューアル、ということは、その前のサイトがあるわけです。
新築とリノベーションだったら、一般的には新築の方が簡単です。
同じように、webサイトもリニューアルの方が、色々大変です。
マクスさんの場合は、大量のブログがある、というのはもちろんのこと、過去のブログや現行のブログが複数のwordpressで作られていて、それぞれが全部現役で動いていました。
これらはくっつけた方が効果があがる、と判断して、今回は全部統合することにしました。
ちょっとだけ裏側の話をさせていただくと、それぞれにCSSは違うし、せっかくのコンテンツのSEO効果はそのまま活かしたいから、ちゃんと301リダイレクト(検索エンジンが、移動した、と認識できる状態)にしたいし。
要するに、過去の資産をちゃんと活かしてより良い環境を作りたい、ってこと。
活かすのか、諦めて別のものを作るのか。
これって、新築とリノベの話と似てるかな?
webサイトと建築では、もちろん全然違います。
でも、完全新規の方が楽チン、というのは、たいていの場合はそうなんでしょう。
そして、これからの住宅業界では、完全新規よりも、リノベーションの方が要求が高まっていく、というのもほぼ確実でしょう。
業界、なんていう大きな分母で見なくても、周りの工務店さんとお話ししていても、そういう波をひしひしと感じます。
僕がいうまでもなく、リノベーションは、新築よりも一層、知識を並べ立てるだけでは難しい、知見や実績が問われる仕事です。
新築って、「この人大丈夫かな」みたいな営業マンでも割と取れちゃったりするわけですし、リノベ…というか、見た目を整えるリフォームも、まあそういうこと(ここ大丈夫なのかな)があるんですが、そっちの土俵で戦いたくない、というか、戦わない方がいい、というか。
じゃあ、自社のリノベーションがどう技術的に優れているか。それを発信しよう、と言いたくもなります。
けれど、お客さんはたいていの場合、実はそんなに中身には関心がないようです。
ちゃんとやってくれたらいい。
もちろん、スペックを要求されるお客さんもいるでしょうし、ただ単に見た目を綺麗にしました、では、ものづくりをする工務店としてどうなのよ、とは思います。
だから、ちゃんとやる、ということは大事だし、そのことは発信しなければ、とは僕も思います。
けれど、それを最優先で言うのはどうかな?
お客さんは、やっぱり見た目、最終的な完成形を気にします。
そりゃ〜、断熱耐震ともにバッチリやりましたが、見た目はボロ屋のままです! ってのは、ウケるわけがない。
(古き良きものを活かしたい、ってのは別の話ね)
その一方で、「これからは高性能リノベだ」とばかりに、コタツ記事的コラム・ブログを発信しているところもよく見かけます。
気持ちはわかります。
ってか、僕もそういう片棒を担いではいるのですが…
でもさあ、そんな、当たり前のこと、というか、どこでもやろうとしていることを言ったところで、魅力になるかなあ?
明日から本気出す、みたいに見えるけど…
工務店の発信は、やはり、知識ではなく、知見や実績を、どう見やすくするか、どう別の発信も見てもらうか、そういうところが問われるんだろうなあ。
素敵な実績があって、その上で、実は…という話じゃないと、説得力薄いよな〜。
もちろん、じゃあ見せられる実績をどうやって作るのか、とか、実績があんまり見栄えしないだけど、なんて問題もあるわけですが、そこまで行ったら僕もお手伝いできるかな。
そこの順番を間違えると、なんか、ちぐはぐな感じがするな〜、って、近頃の工務店の発信を見て、感じています。
要素は満たしてるけど、順番が違うぜ…ってこと、よくあるかも。
って、コタツ記事ばっかり書いてる僕のことか…?



