7日からお寺にこもって
プチ修行をしております
その詳細は、また改めて書くとして
今回はせっかくなので
デジタル機器(というか通信機器)を
手放す時間をつくってみた
いわゆる
デジタルデトックス
についてのお話です。
僕は普段から通信機器漬けです
まわりにあるものを集めてみたら↓
もちろん、全部持ち歩いて
いるわけじゃないけれど
泊まりの出張の時は
スマホ2~3台、パソコン1~2台
タブレット1~2台を持ってたりして
モバイルバッテリーも2~3つ
なんだかモバイル機器を
充電するために人生があるようです
人生をスマホやPCどもから
自分の手に取り返すためにも
修行の最中はおさらばだ!
電話用スマホは電源を切って
金庫に封印
パソコンも
ブログを書く時以外は封印
デジタル機器に触れる時間を減らすために
ブログの下書きをノートにとるという
本末転倒ぶり↓
(しかも下書きと今書いているものは、まるで内容が違う)
結局、ブログを書く時間は
パソコンを使ってはいるので
完全デジタルデトックスではないですが
外からの情報を遮断する
という点では
得難い経験になりました
お寺では
ストレッチをしたり説法を聞いたり
お経を読んだり座禅をしたり
(なんちゃって座禅だけど、これでいいのだ)
それ以外の時間
(のほうが圧倒的に長い)は
本を読んで過ごしています
本も、普段はkindleで読むのが多く
大量にある書棚から
何を読もうかな~という感じで
一冊一冊へのありがたみに
欠けていることに気がつきました
今回持ってきた本は4冊だけ
これを大事に噛みしめて読んでいます
僕にとって読書とは
知識を得るとか物語を楽しむというよりは
目の前にいない著者を
本を通じて頭の中で作り出し
その著者と対話するような
おもしろさがあります
普段のように乱読していると
その対話も
いいかげんになってくるけれど
スマホもなく
ネットにもつながらず
テレビもラジオもない
そんな環境だと
もう自分の頭の中と
対話するしかないよね
そうはいっても、何日も世俗を離れて
一切の連絡も絶ってなんてことは
お忙しいみなさんには難しいかもしれませんが
この経験を通じて思うのは
何日も、でなく、数時間でいいから
外からの情報を処理する時間ではなく
自分の頭の中と対話する時間
を持つのがよい、ということ
ひとくちに言ったら自問自答
ってことかもしれませんけど
意外とそういうこと、やってないでしょう?
ほんのちょっとの時間でもいいから
誰にも会わず、スマホの通知も切って
自分が何を考えているのか聞いてみてください
お寺にいるからか
なんだかスピリチュアルな話ですが
ようするに「わかんない。どういうこと?」を
自分だけでやってみよう
その時間を確保してみよう
ってこと!