今日は何の日か
ご存知ですか？
初めて開催された
プロ野球の天覧試合で
ナガシマがムラヤマから
サヨナラホームランを打った日
なんだそうですが
僕も生まれてない時代だし
リアルタイムでは知りません。
今日はなんと
住宅デー
らしいんですよね。
毎年6月25日は住宅デー
これは
全建総連が定めたもので
ガウディの誕生日である6月25日に
ちなんだそうです。
(そっちも生まれてないけどさ)
全建総連とガウディが
どんな因果関係があるんだ？
という気はしますけど
この住宅デーは
地域の皆さんに私たちの仕事や技能を理解してもらう日
とのことで
それ自体は大いに賛同します！
ただ、固定の日だと平日になる確率も高いし
（今年は今日、火曜日）
そもそも梅雨時ですよね。
この雨の時期になぜか
ガウディを選んだところなど
正直言ってセンスわりいな〜
と思わなくもないですが
全建総連様に逆らうと
恐ろしいことになりそうなので
このぐらいにしておきます。
(僕は組合に入れる立場でもないし
なんの利害関係もないけどね！)
この住宅デー
さすがに平日ばかりでなく
前後の週末でイベントが開かれたり
しているようです。
↓今年のフライヤー
木工教室、包丁教室や
まな板削りが公的イベントとして
提案されていて
工務店の集客イベントでも
よくあるタイプで
ある意味、先駆者といえるのか
僕は正直言って
集客という言葉は好みませんで
だってお客さんの立場で言えば
「客を集める」という行為に
乗っけられてしまうわけで
とにかく人が来るのが一番！
だから刃物を研いだり
網戸を張り替えたり
そういうことで人を集める
近年の工務店の集客イベントだと
アマゾンギフト券を配る
なんてのも多いようですが
（浜松だと「さわやかギフト券」が
それにかわる）
それでいいのかなあ？
集客という
自分都合の言葉でなくて
知ってもらうという
相手側の立場に立った
やり方を考えないと
いけないんじゃないかな〜
住宅の話だとみなさん
麻痺しているかもしれないので
自動車でたとえてみましょうか。
とある自動車販売会社が
来場者に唐揚げプレゼントと
広告を打ち
(こういうやつ)
そこにたまたま
純粋に自動車を見たかった
お客が訪ねました
っていうと回りくどいから
それは僕なんだけど
行ってみたら
全店をあげてお祭り状態
どこか別の祭り会場なら
いざ知らず
普通に営業している販売店の窓口
そこに何も知らずに行った僕は
唐揚げをどうぞと強要され
いらないと答えたら
驚かれ
無料ですよ？
と無理強いされる
唐揚げを配ることが
目的化してしまっているのか？
アマゾンギフト券で
来場をうながす工務店のように。
何人来ようが関係なくて
何人成約したかが大事だろうに
こんな集客に
価値があるのか？
僕はいらないものは
ただでも断じてもらいたくない。
いらないものを押し付けられる
迷惑もさることながら
モノで釣ったら来るだろうという
考え方が貧困である！
と言いながら唐揚げは断っても
アマゾンギフト券はもらっちゃいそう…
いや、そういうことじゃねえんだ!
結局、未だにその車は
気になっているけれど
そこの販売店では絶対に買いたくない
これは極端な例かもしれないけど
いまどきお客は
ネットで大体のことを
予習しています。
本気の人が来場するのは
実物を確かめたい
作ってくれる人に会いたい
そういう真剣な動機なので
なんかあげるから
というのは真の来場動機にはならない！
けど、依然として
アマゾンギフト券とか
さわやかお食事券とか
結構あるんだよな〜
フリー画像のデザインACにも
モロな画像がありますね。
アマゾンギフト券を
どうしても配りたい人は
こういうのも参考にしてください
(って助長してどうすんだ、ですが)
そっちの額を吊り上げて
結果的に販促費が増えて
冷やかし客が大量来場
なーんにも残らなかった。
そんな話もよく聞きます。
大工さんが刃物を研いでくれる
なんてのは
使いようによっては
とてもいいと思うので
集客イベントの
何もかもいけないと
は言いませんが
冷静に考えて
おまけにつられてきた
お客とうまくいくのかな？
