佐塚です。
普段、それほど医療機関にはかかりません。
だからといって健康かつ体調が絶好調、なんてことはなくて、いつも低空飛行ですが、そういうもんだと思っています。
緊急な外科的処置や、高度医療なんかはとても素晴らしく、ありがたいものだと思う一方、内科的なことは、節制でなんとかなる、と思っているものですし、医療機関に行っても対処方法がわかるわけでもなく、薬が出されることがほとんどなので、内科的症状が出ても自力で治す! という方針です。
総会の前後で無理したからか、不摂生かわかりませんが、ちょっと体調を崩しまして、久しぶりに医療機関にお世話になりました。
症状から発熱外来なるものにまわされてCOVID-19の抗原検査をすることに。結果は陰性で何よりですが、待合室に入れず、車で待っていて、という仕組み。今頃は過ごしやすい時期なのでいいですが、真冬や真夏は、車でずっと待ってる、というほうが健康を害するのでは。とはいえ、医療機関も、もともとこんな感染症を想定していないからやむを得ない面はありますが。
それはさておき、処方箋を持って薬局に出向くと、なんと薬がないというではありませんか。
薬不足も報道で知ってはいたものの、余り薬を飲むこともないので、まさか自分の身に降りかかってこようとは。
現代のサプライチェーンはよくできていますが、どこかに問題があると思わぬところまで影響がでます。
薬の場合は、ジェネリック品を自分でつくる、というわけにもいかず、どうしても、なら、民間療法で代用する、ということになるかもしません。
この、「民間療法的」なことが、住宅の世界で発揮できるのが、本来の地域工務店の強さではないでしょうか。
建材店に発注して「どこからかわからないけど運ばれてくる材料」の割合が少なく、地元でさまざまなものを調達したり、自分で作ったりしている工務店、というのも、工務店の力量を推し量る一つの指標になりうるのでは、と思う次第。
なんでもやります、がウケる時代は終わったけれど、なんでもできます、は、引き続き大いに自慢していいと思う。なんでもできるけど、ここまでしかやらない、という線引きが重要ですね。