吉田兼行がSNSをやっていたら

吉田兼行がSNSで火だるまになる「壮年引きこもりミニマリストの俺が異世界転生したらSNSで袋叩きだった」を妄想した


吉田兼行ゆかりのお寺が破産
というニュースを目にしました。

吉田兼好ゆかり「正円寺」が破産 元住職は詐欺罪で実刑確定
吉田兼好にゆかりがあるとされる「正円寺」(大阪市阿倍野区)に対して、大阪地裁が7日までに破産手続きの開始決定を出した。決定は6月18日付。元住職の辻見覚彦受刑者(58)が寺の資金を詐取したとして詐欺 ...

ここのお寺
なかなか破天荒な事件を引き起こしてて
すごいな…

吉田兼行が隠遁生活時に
関係があったらしいです。

ここで突然妄想

吉田兼行が転生してSNSをやっていたら
どうなるだろう?

タイトルは
『壮年引きこもりミニマリストの俺が
異世界転生したらSNSで袋叩きだった』

みたいな…?

吉田兼行は言わずと知れた
『徒然草』の作者で

住宅業界で『徒然草』と言えば

家の作りやうは、夏をむねとすべし。

これを兼行が呟くと
アンチが

冷房負荷よりも暖房負荷の方がずっと大きいです!

とか

「夏をむね」が登場する第五十五段の

細かなる物を見るに、遣戸は、蔀の間よりも明し。天井の高きは、冬寒く、燈暗くらし。造作は、用なき所を作りたる、見るも面白く、万の用にも立ちてよしとぞ、人の定め合ひ侍りし。

なんてことを言おうものなら

(意味は
蔀戸より引き戸の方が明るくていい
とか
天井高いと冬寒くて暗い
とか
用のない造作を作っとくとなんか面白いかも
みたいな感じ?)

アンチからは

引き戸を開けると日差しで室温が上がります!
外気が入ると冷房負荷が増えます!
用のないものを作ると可変性・可用性に影響します!

この五十五段よりも含蓄があるのは

家居のつきづきしく、あらまほしきこそ、仮の宿りとは思へど、興あるものなれ。

こっちかな〜?

どうせ仮の住まいだけど
しっくりくるものはいいぜ〜
というような感じ?

こんなことを呟いてるのに

Ua値はどのぐらいですか?

とか聞かれたりして…
ってのは今もよくあるなあ、マジで

同じ段に

大方は、家居にこそ、ことざまはおしはからるれ。

(人柄は住まいをみれば大体わかる
みたいなこと)

こんなこと言ったらそれこそ炎上かな〜?

と、ここまで書いてきて思いましたが
これこそまさに「切り抜き」

切り抜きだけ見ても何もわからないですね。

「夏をむねに〜」を否定するほとんどの人が
『徒然草』など中高生ぐらいの時に
何となく触れただけかもしれない。

政治の話も、徒然草も、もちろんそれ以外も
切り抜きに振り回されず
ちゃんと原典に当たっておこうぜ〜
(ってどの口でいうのだ俺)

あれ〜、途中までは『徒然草』から
いい話を切り抜こうぜ
というオチのつもりだったのが
ワタクシの力不足でこのような散漫な結果に…

まあ、何かのヒントにしていただければ幸いです。