地域の一隅を照らす工務店を応援したい佐塚です。
今日も新潟から。
新潟市内で工務店さんに
「野きろの杜」
をご案内いただきました。
元々は商業施設を誘致して
一般的な宅地分譲で検討されていましたが
それが田園風景に調和するのかと
方向転換したそうです。
デザインコードを有し
のびのび遊べる
共有部分をもち
時間をかけて緑を育てる。
そして何よりコミュニティを育てる。
4月にグランドオープンを控え
賃貸住宅が工事中でした。
町が、いい町であり続けるためには
箱ではなく場が大切なので
これからどうなっていくか
注目しています。
場所は新潟市西蒲区和納
新潟市の南西部で
すぐ南側が燕市です。
郊外ではありますが、すぐそばに
JR越後線の岩室駅があります。
郊外でありながら、もしかすると
車がなくても暮らせるのかも。
昨年まで、建築家の秋山東一さん
ランドスケープデザイナーの
田瀬理夫さんと一緒に
A2プロジェクトという勉強会を
行っていました。
集まって暮らすというのは
どういうことかということを
繰り返し学んできました。
そこでいつも話題になったのは
住まいの身近に子どもが
安心して遊べる場所がない
ということです。
確かに、気づいてみれば
身の回りで子どもが遊んでいる
のは公園ぐらい。
道端や庭で遊んでいる子は
あまり見かけません。
僕の幼少期にはそこそこ
道で遊んでいた気がするなあ。
舗装されていない道も
あちこちにありました。
道は人のものではなくて
車のものになってしまった
ということでしょう。
では人のための道が残っているのは
どういうところか?
意外と、大都市にはたくさん残っていますね。
東京や大阪の私鉄沿線にあるような商店街は
だいたい人間優先サイズです。
自動車に頼らなくてもいいから
道が人のものになっているわけです。
僕のブログを読んでくださっている方は
こいつ懐古主義かな、と思っている
かもしれませんが、そういうわけでもありません。
自動車の完全自動運転なんかは
早く実現してほしいと常に思っています。
車が必要なときに
どこかの駐車場から
無人で走ってきてくれる。
用事が済んだら
駐車場まで帰っていってくれる。
そんなふうになったら
普段車を止めているスペースが
子どもの遊び場に使えます。
僕が自動運転を求めるのは
もう一つ別の理由がありますけど…。
新潟駅の「ぽんしゅ館」。
新潟の地酒の有料試飲スペースです。
この日は電車だったので
心置きなく試飲可能でした。
なんだかオチが
飲みにいった話のように
なってしまいましたが
あくまで人とクルマの関係の
一例ってことで(苦)
以上!