OSの仮想環境を作ると、たまには役に立つかもしれない

1995年の8月24日はアメリカで
Windows95が発売された日。

いくら何でもWindows95を
使い続けている人は
いないだろうな〜と思いますが

うちのwebサイトを見てくれる人の
OSを見てみると、Windows7が
ほんのちょっと残っています。

Windows7は2020年にサポートが終了し
危険から保護されない状態です。

もし仕事で使っているという人は
いますぐ入れ替えを!

やむをえず使っているという人には
後半で解決策(?)を。

ところで、Windows95が出てから
もう28年ですから、Windows95って何?
という若い人もいるでしょうね。

ワシが若い頃は95だったのに
今は11だそうで、なんで数字が
減っているのかのう、ばあさんや?

昔は、イヤーモデルのように
1995年の「95」
1998年の「98」とか
名付けてたんですね。

新しいバージョンが出た時に
自分が使っているものが
古くなった! と感じさせるために。

でも、一部のマニアックな人
(僕とか)を除いては
OSのバージョン
なんてどうでもいい
ですよね。

自分のやりたいことができればいい。

ところが、OSのバージョンが
変わることで、今まで使っていた
ソフトが動かなくなったりします。

このために古いパソコンを
とっておいたりすることもあります。

しかしそんなのは場所もとるし
いつ壊れるかわからないし

そういう時に便利なのが
「仮想環境」です。

仮想環境というのは
その名の通り、実際のマシンではなく
仮想的に環境を作って
そこでOSを実行するというもの。

今、使っているパソコンでは
動かせない環境を作るためのものです。

Windows標準のHyper-Vだったり
市販ソフトではVMWareが有名です。
他にも無料のソフトなどもあります。

Hyper-VはWindows11、10の「PRO」
なら標準で使えます。

設定→オプション機能→
Windowsのその他の機能→
Hyper-Vにチェック

そうすると「Hyper-Vマネージャー」
というのが使えるようになって
仮想環境が使えるようになります。

流石にWindows95を
使いたいということは
ないかと思うけど

Windows7ぐらいなら
あるかもしれない?
(繰り返しますがサポート切れです)

Hyper-VにWindows7を
インストールしてみました。

こんな感じで、Windows11pro上で
Windows7が動きます。

古いOSを動かすだけでなく
別の環境のWindows11を
動かすこともできるので

今の環境を変えずに
新しい環境で何かを試したり
なんてこともできます。

ソフトウェアの開発者などには
当たり前の仮想環境ですが
一般的にはあまり使われていないかも。

でも、たま〜にはそういうニーズも
あるかもしれませんので
Windows95の誕生日にかこつけてみました。

でも日本版の発売は
11月23日だったんだよな。

みんな忘れてるだろうから
またその時に同じこと書こうかな…