うまい肉が食いたい
というのは
ヴィーガンでなければ
誰でも思うはず。
僕は思います。
そして僕は
外食するよりも
自分で調理したい。
うまい肉という結果も欲しいが
自分で調理するという
プロセスも大事。
そんな性質なのですが
焼肉屋の炭火や
強大な換気量、何より家が
汚れないことには敵わないな〜と
自宅でうまい焼肉を
食うことを諦めていましたが
突然こんなもんを
買っちまいました。
アラジンの
グラファイトミニグリラー
調理は火でやりたい
できればガスより炭がいい
(が、日々炭でやるほどの本気さは無い)
これはプロセスの話で
そういう観点でいくと
熱源が電気(グラファイトヒーター)
なんてのは論外なのですが…
不本意ながら
ガス火のフライパンで焼く(伝導熱)
よりも
プレートの下の方にあるヒーター
(放射熱)で焼くほうが
肉がうまかったのです。
これは結果の話。
もう一つ決定的なのは
このグリラーで焼いても
油はねが極めて少ないということ
フライパンで肉を焼くと
油がそれなりに飛び散るけど
このグリラーは
下に水があることと
減煙モード(ちょっと温度が低い)
で加熱すると
適切な温度と
落ちた油は下で水にキャッチされ
全然油が飛び散らない!
プレートの上は
それなりに汚れているけど
周りにはほんの少しだけ
写真に写らないレベルでの
油しか飛んでいない。
いや〜テクノロジーって
すごいな〜。
肉がうまい上に
家も汚れない。
でも、やっぱりなんだか
モヤモヤしたものが残ります。
結果は得られたけど
大事にしていたプロセスが
失われてしまったから。
まあ、僕はプロの料理人
では無いので
そこまでこだわる必要も
無いかもしれませんが…
住まいづくりでも
似たことが言えそうです。
求める「結果」が何なのか?
それ次第でプロセスも変わってきます。
こだわりがないところの
プロセスはどうだって良くなります。
例えば、近年よく目にする
大型パネル。
職人による家づくり、という
プロセスを大事にするなら
否定的に捉えたくもなりますが
求めるスペックの家が
求めるコストで出来上がるなら
結果に満足だし
少ない職人を活かすために
開発されたプロセス
という考え方もできます。
僕の周りにも
色々な工務店さんがいて
手刻みにこだわるところもあれば
外皮性能にこだわるところもあり
みんなが同じものを
目指す必要なんて全然ありません。
この方が早いからとか
この方が安いからとか
この方が売れるからとか
ついついそういうことに
目がいってしまいますが
大事なのは
大切にしている結果があるから
こういうプロセスを選択をした。
ということ。
そういうことを
もっともっと訴えていきましょう!
一般の人には
表面上の結果以外
見えにくいかもしれないけど
繰り返し訴えていくことで
その考えは届いていくはずです。
ビジネスは結果が全て
なんていう人がいるけれど
プロセスの良さも
結果のうち!