もう安くならなかった特急に乗り継いで
和歌山は和秋建設さんにやってきました。
紀和駅…ってはじめて降りましたが
かつてはここが「和歌山駅」だったそうです。
JRの和歌山駅は
かつての「東和歌山駅」で
さらに西の方には
南海の「和歌山市駅」もあります。
ややこしいね。
さらに、旧繁華街の
「ぶらくり丁」は
シャッター街になってしまっている
(夜だから、ではなくて、いつも)
というわけで和歌山市内には
市街地が分散しながら存在していて
空洞化が進んでしまっている。
とはいえ駅は近いし
それなりに利便性もあるし
市街地の小さめな土地で
暮らす、というモデルハウス
この度、上棟です。
前田社長と大工さんたち
上棟おめでとうございます!
陽のまどの集熱パネルも到着。
モデルハウスの用途って
色々あって
住宅展示場にあるような
モデルの場合は
そんな家実際に建つのかよ〜
というような馬鹿デカく
フルオプションな上に
風船だの万国旗だのまで
ついてたりするし
とにかく新しいモデルを
オープンして
デカい看板を出して集客!
というやり方もある。
素材や設備を見てほしい
ということもあるだろうし
冬の暖かさや夏の涼しさを
実感してほしい
なんて場合もある
もちろん、わぁ〜っていう
感情の盛り上げだって大事だし
だけどお客さんに
一番伝えなきゃいけないことは
この家だったら
(ここに頼んだら)
自分たちはどんな風に
暮らせるのかな
という
想像をかきたてること
ではないかな〜?
お客さんの想像力は
年々貧弱になっている
そんな風に感じます。
ネットで調べて
情報量は多いけど
それを咀嚼して
自分たちの暮らしに
当てはめるのが難しい。
そこを補ってあげるのも
モデルハウスの大きな
役割じゃないかな〜
だから、家の中も外も一目見て
どういう場所かわかるように
きちんと設えておかないといけません。
とはいえ、
がらんどうの大空間を
見せたいケースももちろんあるし
あえて未完成部分を残して
将来の売却時に
購入者さんの
カスタマイズの余地を
残しておく
そんなやり方だってあります。
結局のところ
その工務店が自社の何を表現したい
あるいは弱点をカバーしたい
そんな想いによっても変わってくるので
こうすればモデルハウスは成功する!
な〜んてものは、あるわけないのです。
だから
一社一社のそれぞれに対して
一生懸命考えてます。