昨日、長野県内では1日の
寒暖差が20℃以上もあったそうです。

↑これはローカルニュースですが
全国ニュースでも触れられていたので
お気づきの人も多いかな?
例えば
-20度と0度でも20度の温度差で
そういうケースは時々見ますが
この場合、どっちも寒い。
しかし今回のケースでは
長野市の場合3.3℃と23.3℃
明らかに、「寒い」と「ちょっと暑い」が
同居しています。
いやあ〜大変だよな〜
なんて他人事のように言いたいところですが
実はワタクシ、その日に
長野におったものですから
朝、おそらく気温3℃〜4℃ぐらいの時に
お散歩
ちょうど花見真っ盛りの時期
浜松ではもう終わってますので
地域の寒暖差も感じます。
前回に長野に来た時に見られなかった
東山魁夷館の水景も
バッチリ!
嬉しいなあ〜
(寒いけど)
長野県立美術館からは
ちょうどご来光が。
善光寺も独り占めに近い。
いいね〜
(寒いけど)
しかし昼間になるともう汗ばむ状態
インナーにつけていたダウンを外しても
まだちょっと暑い。
↑暑い、というより涼しげな絵面ですが
木陰のはっきりした感じで
日差しを感じて欲しい。
というわけで、リアル20℃差を体感しました。
こんな温度差が日常にあると
寒暖差についていくのが
大変そうな気もします。
ここまで極端ではないにせよ
この地域では朝晩は冷えて
昼間は暖かめ、ということが
多いみたい。
住宅の室内環境に目を移すと
断熱性能を高めてあれば
寒暖差などへっちゃら…
と言いたいところかもしれませんが
内部発熱に期待したい
でも日中は20度気温が上がると
いわゆるオーバーヒートが起こる
となるとエアコン頼み…?
ことはそこまで単純では
ないかもしれませんが
そんな家が増えている気もします。
僕はずっと空気集熱式ソーラーに
関わってきました。
自宅もそうですし
今もそれに取り組む仲間を支援しています。
こういう気候の場合は
とてもいいよな〜と改めて
感じました。
日中の熱を室内に取り入れて
蓄熱し(←ここ割と重要)
そして昼間どうしても暑かったら
窓を開けとけばいい
なんて思うのですが
窓を開けたくない
開けさせたくない
そんな空気も結構感じます。
熱を入れるだの排出するだの遮るだの
そんなこといちいち自分でしなくても
家が勝手に一定の環境にしてくれたら
それは楽でいいかもしれませんし
そういう人に無理強いはしませんが
太陽など、自然の力を借りたり
借りすぎたら
自分で(窓を開けるなどして)返す
太陽熱に限らず
そういう「めんどくさい暮らし」って
住みこなしが楽しい
だんだん暮らしが上手になっていく
そんな面白さ、余地がある家の方が
愛着もわくし、いいと思うんだけど
昨今、そういうのは流行らないみたい。
ま、流行らなくても
そっちの方がいいんだと
自信持っていきましょ!