暮らしが上達していくのって楽しいよね

長野で1日の温度差が20℃越え…ってのをリアルに体験してみて、まためんどくさいこと考えちゃった。


昨日、長野県内では1日の
寒暖差が20℃以上もあったそうです。

「スーパー暑い」県内9地点で25度以上『夏日』 1日の気温差20度超「体調崩しそう」 寒暖差に注意(NBS長野放送) - Yahoo!ニュース
4月17日は晴れ間が広がり各地で気温が上がりました。上田28.2℃、松本26.5℃など県内9地点で25度以上の「夏日」となりました。一方、朝は冷え込んだため気温差が20℃を超えたところも多く、寒暖差

↑これはローカルニュースですが
全国ニュースでも触れられていたので
お気づきの人も多いかな?

例えば
-20度と0度でも20度の温度差で
そういうケースは時々見ますが
この場合、どっちも寒い。

しかし今回のケースでは
長野市の場合3.3℃23.3℃

明らかに、「寒い」と「ちょっと暑い」が
同居しています。

いやあ〜大変だよな〜
なんて他人事のように言いたいところですが

実はワタクシ、その日に
長野におったものですから

朝、おそらく気温3℃〜4℃ぐらいの時に
お散歩

ちょうど花見真っ盛りの時期
浜松ではもう終わってますので
地域の寒暖差も感じます。

前回に長野に来た時に見られなかった
東山魁夷館の水景も

バッチリ!

嬉しいなあ〜
(寒いけど)

長野県立美術館からは
ちょうどご来光が。

善光寺も独り占めに近い。
いいね〜
(寒いけど)

しかし昼間になるともう汗ばむ状態
インナーにつけていたダウンを外しても
まだちょっと暑い。

↑暑い、というより涼しげな絵面ですが
木陰のはっきりした感じで
日差しを感じて欲しい。

というわけで、リアル20℃差を体感しました。

こんな温度差が日常にあると
寒暖差についていくのが
大変そうな気もします。

ここまで極端ではないにせよ
この地域では朝晩は冷えて
昼間は暖かめ、ということが
多いみたい。

住宅の室内環境に目を移すと
断熱性能を高めてあれば
寒暖差などへっちゃら…
と言いたいところかもしれませんが

内部発熱に期待したい
でも日中は20度気温が上がると
いわゆるオーバーヒートが起こる

となるとエアコン頼み…?

ことはそこまで単純では
ないかもしれませんが
そんな家が増えている気もします。

僕はずっと空気集熱式ソーラーに
関わってきました。
自宅もそうですし
今もそれに取り組む仲間を支援しています。

こういう気候の場合は
とてもいいよな〜と改めて
感じました。

日中の熱を室内に取り入れて
蓄熱し(←ここ割と重要)
そして昼間どうしても暑かったら
窓を開けとけばいい

なんて思うのですが
窓を開けたくない
開けさせたくない
そんな空気も結構感じます。

熱を入れるだの排出するだの遮るだの
そんなこといちいち自分でしなくても
家が勝手に一定の環境にしてくれたら
それは楽でいいかもしれませんし
そういう人に無理強いはしませんが

太陽など、自然の力を借りたり
借りすぎたら
自分で(窓を開けるなどして)返す

太陽熱に限らず
そういう「めんどくさい暮らし」って

住みこなしが楽しい
だんだん暮らしが上手になっていく

そんな面白さ、余地がある家の方が
愛着もわくし、いいと思うんだけど
昨今、そういうのは流行らないみたい。

ま、流行らなくても
そっちの方がいいんだと
自信持っていきましょ!