地域の一隅を照らす工務店を
応援したい佐塚です。
工務店業は
売って終わりではないので
会社が末長く存続し
面倒を見てもらえるかどうかは
お客様にとっても重要な
問題です。
依頼する工務店に後継者が
いるのかどうかについて
はっきり口に出す
お客様もいますし
言わない人も実は結構
気になっているかも知れません。
工務店の事業継承の
ほとんどは親子関係
あるいはそれに準ずる
血縁で行われます。
血縁関係者以外に
事業継承する場合は特に
おカネのことが
問題になります。
要は後継者が
会社を買えるのか
借金を背負ってくれるのか。
そのあたりをカバーする
人材がなかなか見つからないので
血縁以外の場合の承継は
M&Aという選択肢も存在します。
M&Aの件は今回は横において
血縁ではない従業員出身の
新社長に交代した工務店のお話。
今回紹介する小川工務店は
町の工務店ネットのメンバーでもあり
小川勝利会長は
毎日ブログを書くという
セミナーで僕と同期の
ブログ仲間でもあります。
中央が小川さん、左が僕。
小川さんは御年79歳。
北海道・旭川で生まれ育ち
千葉で大工経験を経て
31歳で工務店を創業しました。
49年目の今年5月1日から
従業員出身の坂井信介さんと
社長を交代し、自身は
会長職に就任しています。
たくさんの工務店の経営者を
存じ上げていますが
49年、工務店の社長で
あり続けた人は
私の知り合いの中では
他にはいらっしゃいません。
(思えば、私が3歳の時から
工務店をやってきたんだから
筋金入りですよね)
社長ではなくなるから
立場を変えて会社の
応援をしたいということで
毎日ブログを綴っています。
79歳から新しい挑戦をする
というのは素晴らしいではありませんか。
もちろん、本人もこちらで書いている通り
今迄、創業社長が好き勝手やっていた
業務を絡んだ糸をほぐすように
統計だててやるのは至難の業です
(系統立てて、かな、会長？
まあ細かいところはいいとして)
新社長にはそういう大変さがあるし
会長にはどこまで手や口を出すか
出さないかというせめぎ合いがある。
これからどうなっていくのか
会長のブログをチェックするとともに
今月の九州の集いにも
会長は参加されますので
ぜひお話を聞いてみてくださいね。
同期でブログを書き始めた
メンバーの多くは
40代か50代です。
79歳で新しい挑戦をする
ということに周囲のメンバーも
多分に刺激を受けています。
年齢と経験とは
因果関係があるというのは
誰もが知るところでしょう。
でも、年齢と新しい挑戦の
間には因果関係などなく
本人の意欲次第ということですね。
僕もがんばろ。
以上！
