コタツのない家で書くコタツの話のコタツ記事

コタツ記事の名手が伝えるコタツ記事のあり方…のようでいて、実際にコタツが現代の家でどうなのか的な、謎のコタツ記事です。


一泊二日の出張で一週間以上引っ張りましたが、ついにブログ上でも戻ってきてしまったので、またコタツに入ります。

とはいえ我が家にコタツはなくコタツ記事に逆戻りということ

コタツ記事というのは、コタツに入ったままで集められる情報を元に書いた記事で、当ブログの8割を占めますまあ、ちょっとバカにした感じの言葉です。

元々ネットにはコタツ記事が多く(テレビ番組の切り取りネタとか)

工務店の発信するお知らせでも
補助金の案内とか
設備や建材の話とか
最近だとAIに書かせたクソブログとか

何にもないよりいいと思ってのことかもしれませんが、果たしてそうかな〜?

Googleがサイトを評価する基準にE-E-A-Tというものがあります。

Experience(経験)
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)

の頭文字をとったもので、かつては「経験」がないE-A-Tでしたが、「経験」が加えられて現在の形になっています。

出張先で見聞きしたあれこれは「経験」ですね。

もっとも、経験したよ〜と垂れ流しても仕方がないのです。
ド素人がなんかみてきました、なんて話は関心が持たれず、権威あり、信頼性のある専門家が言ってはじめて価値あるものになる、と。

権威と信頼性のある専門家というのは工務店の皆さんの場合はやはりこれまでの実績に他なりません。
そういう実績は「施工事例」という形だけでなくどこかにまとめて書いておくべきです。
それが権威、信頼、専門をカバーしていく。

(実際はあり得ないですが)みんな同じぐらいの権威、信頼、専門性があったとして、何で差がつくかといえば「経験」です。

専門家がコタツに入って書いた記事より、専門家が外に出て得た経験をもとに書いたらよりよいものになる
って当たり前のことなんですが、意外とプロであるはずの工務店もコタツコンテンツをたくさん発信している…

僕はコタツ記事専門家なのでコタツ記事を書くという専門性で特化しようかな…

とにかくコタツ記事というものでは差別化が難しいのは事実です。

そうだな〜工務店むけのコタツ記事なら
現代の高断熱住宅にコタツは必要か?
なんて話なら面白いかもね…
(本来の意味のコタツ記事ではないですが)

コタツは本来、寒い家の中で、コタツの中だけという局所暖房することで暖房エネルギーを削減するというものです。

断熱性能に優れて自然室温がそこそこある家だったら、コタツの中はよりあったかくて、コタツから出ても、寒くはない、なんて暮らしも可能ですよね。

まあ、寒くてコタツから出たくないというのはよろしくないですが、活動を妨げない程度にあたたかくて、コタツの中はなお気持ちいいというんだったらいいかな?

家中どこもあったかいだけでなくて、ここは特別に気持ちいいという場所があってもいい

それがコタツであってもいいんじゃない?
まあ、コタツ一台で暖かい家、とか言ってもウケないだろうけどなあ…