里山住宅博の出展説明会で僕も色々反芻した

袋井市宇刈で計画している里山住宅博の説明会を開きました。
区画を割ってその中のことだけ考えるそれが「フツー」の家づくり。
それに慣れているみなさんの反応は果たしていかに。


昨日10月11日
袋井市宇刈で計画している
里山住宅博の説明会を開きました。

区画を割って
その中のことだけ考える

それが「フツー」の
家づくり。
それに慣れているみなさんの
反応は果たしていかに。

僕からは、今回の土地計画の概要と
里山住宅博とはどんなものか
というお話をさせていただきました。

その後、計画地に移動。
現地視察をします。

この土地は、過去30年以上にわたり
塩漬けになっていた
いわば使い道が難しい土地でした。

視察した人からは

よくこんなところに作ろうと考えましたね

と、お褒めなのか
呆れたのかわからないような感想も。

確かに、この土地を
平に整地し、コンクリートで区画するのは
現実的ではありません。

傾斜、起伏がそれなりにあって
それが通常の開発のネックになりますが

今回は、そういう起伏をいかしながら
住宅の集合体である町を、つくる
そんな計画です。

ランドスケープを計画した
田瀬理夫さんからのお話。

次世代に対して
どう悪いものを作らない、出さないような
暮らしをつくるか

そんな話です。
今回はじめて田瀬さんのお話を聞いた人は

難しい話だとか
そうはいってもそこまではできないとか
そんな風に思ったかもしれません。

でも、僕自身もかつて
田瀬さんとのお仕事の中で
一万坪の敷地の植栽を
全て施主自ら採取、定植するという

最初は、できるわけない
と思ったようなことを
実現させた経験があります。

以前の職場、OMソーラーでの
「地球のたまご」計画です。

たまごの挑戦【1】どんぐりプロジェクト
OMの社屋「地球のたまご」の大きなテーマは、「浜名湖の湖岸を再生し、水源となる」こと。そのための取り組みの一つが「どんぐりプロジェクト」。社員自らが地域の在来植生を集め、育ててきました。

↑この説明の1から9までは
当時勤務していた僕が書きました。

やってみればできるものだし
できたら人は変わるものです。

今回の計画では
出展する工務店さんには
金銭的な負担もありますから
二の足を踏んでいる方も
いらっしゃることでしょう。

でも、単に分譲地を買うとか
モデルハウスを建てるといった
集客数が云々よりも

取り組みのプロセスで
工務店としてのステージが
必ず上がっていきます
から

ぜひ取り組んでいただきたい!

陰ながら支援していきますので
今後ともよろしくね。

終了後の懇親会のお店で
看板猫様を触らせてもらいました。
しあわせ。

しあわせなことばっかりしていたい。

さあ、今日からは肩書きが
全部なくなりました。
一から出直しです!

ブログはまだまだ続きますよ〜。