webのセカンドオピニオンというか困ったらなんとかするというか

webがエラーを出して
見られなくなっているけれど
どうにもならない!

という事態に遭遇しました。

僕の手がけた仕事では
なかったのですが

お得意のwordpressのエラーだったので
そんなトラブルは屁でも無い

と、なんとかしてあげようと
思ったら…

すぐにはなんともなりませんでした。

wordpress(ワードプレス)とは
いわゆるCMS
(コンテンツマネジメントシステム
って最近あまり言わないけど)

ブログから大規模webサイトまで
作れるというソフトウェアのことで

工務店のwebサイトでも
wordpressのシェアが高いです。

シェアが高いということは
情報量も多く

導入のハードルがだいぶ低いため
有象無象・玉石混淆の制作会社が
参入しています(僕も含めて)。

玉にしても石にしても
他所様のお仕事に文句を言うのは
どうなのよ?

と思うかもしれませんが

セカンドオピニオンが仕事でもある
僕は言わないといけません。

今回遭遇したケースでは
wordpressのプラグイン
(機能を拡張するソフト)の
自動バージョンアップによって
エラーが引き起こされていました。

プラグインのエラーがあっても
管理画面から対応できることが
多いのですが

今回の場合は管理画面も
エラーになってしまいます。

そこで、直接サーバーの
ファイルにアクセスして
対処しようとしたところ

サーバーへのアクセス情報は
わからない…と

webサイトの公開場所には
色々な選択肢があります。

1.自社で借りたレンタルサーバーに置く
2.レンタルサーバーではなくwebサービスを利用する
3.制作会社が用意しているサーバーに置く

が、ケースとしては多い実感ですけど
自社がどのケースなのか
わかっていない社長さんは割と多いです。

今回のケースは
レンタルサーバーの料金が
引き落とされている
ということで1.であることは
わかりましたが

制作会社さんが
サーバー契約を手配してくれて
接続情報も制作会社さん
止まりだったようで

そちらの確認に
少々時間がかかりましたが

わかってしまえば
あっという間の対応でした。

今回の教訓。

どんな業者さんに依頼するにしても

データがどこの誰に帰属しているのか

仮に管理契約を終了した場合には
データはどうなるのか

そういったあたりを
はっきりさせておいた方がいい。

技術的な話ではなく
自社のコンテンツをどう守り
継続させていくか、という話
です。

ナンノコッチャ、意味わかんねーや

という工務店は極めて危険ですよ!

前に、ドメインが自社のものかどうか
なんて話を書きましたが

「自社ドメイン」は本当に自社のものになっていますか?
以前の事業で取っていたドメインを手放した後、第三者が入手して悪用される可能性があるということが報じられていました。 自分に関係ない、と思うことなかれ。そういう事故に遭わないためのドメイン管理のススメです。

webのファイル・データ類も
きちんと権利・権限を確保しておきましょう。

wordpressは、普段の更新などは
自社でできるので
トラブルがなければ運営管理を
誰かにお願いする必要はないのですが

いざトラブルが起きた時に
頼れる人がいないと困りますよね。

新規の方の
wordpressのトラブルだけ対応する
ということはやっていませんが

知り合いの方々につきましては
自分でやったサイトでなくても
ご相談に応じますので

大船に乗ったつもりでいてよ!

って大見栄切っちゃったよ…
無理なら無理って言うけどね。