またタイムマシンに頼ってみた

今日こそ商標の具体的な話を…
と思っていたら

メインで使っていた
Macがおかしくなりました。

使っているうちに
アプリケーションが起動しなくなり
動きがおかしくなってくる。

あ〜これは設定云々じゃなさそうだな〜
と思ったら、ディスクの論理構造が
壊れておりました。

ハードディスクやSSDは
永遠に使えるわけではなく
いつか壊れます。

ただ、今回のエラーは
物理的破損ではなく

ファイルシステム上のエラー
(OSがうまいこと読み書きできなくなっている)
だったので

この際、綺麗さっぱり
フォーマットしちゃえ!

と、SSDのフォーマットをして
OSのインストールをして
現在バックアップからの復元中です。

前にもバックアップの話を
書いたことがあります。

バックアップのススメ
昨日、事務所に来たら Macがうんともすんとも 言わなくなっていました。 まあ、機械の電源が入らないなんて しょっちゅうだようなと 落ち着いて対処しますが… やっぱり入りません。 電源ケーブルを、起動している 別のMacのものと替えてもダメ...

1年も経たないうちに
2回も壊れるなんて…
日頃の行いが悪いのでしょうか。
(もちろん、お酒をこぼしたりはしていません)

さて、このMacのバックアップ
Time Machine(タイムマシン)」という
名前がついています。

過去のシステム・データを
保存しておいて
好きなタイミングのものに
戻せるというもので

今回の場合、昨年11月から
昨日の20時までの
お好きな時間にタイムトラベル
できる状態だったので

当然ながら
一番新しいものから復元しているところです。

要するにただの差分バックアップなのですが
「Time Machine」なんて仰々しい名前
つけるのが、アップルらしいなあ…

iPadをMacのサブディスプレイに
できる機能は「SideCar(サイドカー)」だし

このネーミングセンスはすごい!

(ちなみに、「サイドカー」は
アップルが日本でも商標をとっていますが
「タイムマシン」はとっていません)

そうそう、タイムマシンつながりで
思い出しましたが

ソフトバンクの孫正義さんが
アメリカでうまく行ったビジネスモデルを
日本に持ってくることを

「タイムマシン経営」
なんて呼んでいました。

要するにアメリカが未来で
それを日本にタイムマシンで
持ってくるような経営ということです。

そうやって最先端で
突き進むことも必要かもしれませんし
一時的に儲かるかもしれませんが

技術や手法が学べても
思想が伴わないと
いいものは生まれません。

というのは
拙ブログで
『コモンの「自治」論』に触れたとき

「市場原理と贈与交換のブリコラージュ」に期待する
金だけでもない、贈与交換だけでもない、それらが、そこにいる人たちによって自然発生的に混ざりあって行ったら…ということを、頂き物のみかんを通じて思うのです。

建築家の秋山東一さんが
「手法だけでなく思想の理解がないとね。」
とコメントいただいたもの
ほぼそのままですが

それでも多くの人は
手法を学びたがり
思想は学びたがらない。

でも、手法だけだと
簡単に真似されてしまいますよ。

と、Macが壊れた話から
こんな展開になろうとは
我ながらめんどくさいな…

(実はまだ完全復旧してなくて
ちょっと焦ってます。
支離滅裂でゴメン!)