人も家も測ってはじめてわかることもある

測定値は、何かを絶対的に表すものではなく、状態の推移を見るもんだと考えてます。


まだ体調が回復せず。
喋ると咳が出るし
咳のしすぎで腹筋が切れるように痛い。

ゲホゲホ、いてててて
の繰り返し。辛く切ない。

スマートバンドのSpO2を見てみると
なんと一番低い時は71%。

まあ、平均値では問題ない値ですが
ちょっと呼吸がよろしくない感じ?

こんな値で一喜一憂していないで
病院に行った方がいいのかもしれないけど
今日は日曜日。

ゲホゲホ、いてててて
のまま、何とか過ごしています。
全く不健康にもほどがあるなあ。

僕が過ごしている部屋の
この一週間の温度と相対湿度。
無暖房、無加湿です。

WHOが冬季室内温度として
勧告しているのが18℃。

これに達していない日・時間帯も
結構あります。

個人の感覚としては
別にこれでも寒くもないし
いいんだけど

それより気になっているのは
湿度が低いこと。
一番高い時でも50%に届いていないのです。

厚生労働省はインフルエンザ予防に
50%〜60%の湿度を推奨しています。
(室温には触れられていないのですが)

全然足りていない。
客観的にみると不適湿にもほどがあるな。

僕自身の生活では
温度が何℃ないといけないとか
湿度が何%ないといけないとか
実はそんなに気にしていません。

けれど、自分の体感と
客観的な指標をすり合わせしておくのは
大事だなと感じています。

工務店とお客さんに話を移すと
意外と、作った家の温熱環境を測ったことがない
というケースがよくあります。

モデルハウスは人が暮らしていないし
引き渡した家はどう暮らされるかわからない

だから温熱環境のデータとしては
あまり役立たない(再現性が低い)
なんていう意見もあるんだけど

住まい手さんが
どのぐらいの暖房をした結果
どのぐらい温度・湿度帯で暮らしていて
それに対して満足なのか不満なのか

意外と知らなかったりしませんか?

そういう観点で
温度・湿度を測ってみるのは
実は勇気がいることです。

思ったより暑い・寒い、乾燥する、結露する。

そんなことを図らずも
立証してしまうかもしれません。

それが作り手のせいなのか
住まい手のせいなのかはわかりません。

どんなに丹精込めて作った家でも
住まい手さんの使い方で台無しになる場合もあるし
もしかしたら作り手の問題もあったり…?

住まい手さんの感想だけに頼っていると
わからないこともあるかもしれません。

さあ、ここまで聞いた心ある工務店は
堂々と測ってみようぜ!

楽に測れるのはT&Dの「おんどとり」シリーズ

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自分でできない…というかたは
ご相談くださいね。

ところで冒頭のスマートバンドでは
ストレス測定というのもできるんだけど

僕、前職辞めて
一人で勝手にやっているから
さぞストレスが少なくなっていると思いきや

ジャン!

うわあ〜、辞めてから
ものの見事にストレス値が増えている!
なぜだ? 元が低すぎ?

このストレス測定も
測定値と自分の体感が
全然ズレていて

測ってみないとわからないものですね。

30分単位で取得できるので
世のパワハラ社長の皆さんは
従業員に装着させて

ストレス度合いが少ないスタッフには
もっと圧をかけてもいいな
なんて使い方は…しないでくださいね。