イギリスはケンジントン宮殿の
公式Instagramの写真が
話題になっていますね。
キャサリン皇太子妃と3人のお子さんを
ウィリアム皇太子が撮影したものだそうで
全く微笑ましいじゃないですか。
(上記Instagramから拝借)
ところがこの写真
加工の可能性があるとして
通信社などが配信しないと
発表しました。
通信社は「報道写真」の
配信も仕事の一つです。
報道の写真って、看板や
車のナンバーなんかを
ぼかしているだけで
「写真の一部を加工しています」
と明記していたりするから
加工は御法度、ということでしょうか。
実際はやってると思うけどな〜
なんて思うのは僕の心が清くないから?
こんな話題になっちゃいましたが
今の所、Instagramから
削除されることもなく
ご家族の写真はたくさんの
「いいね」を集めています。
日本だと、問題があると
即削除
のイメージがありますけど
これもお国柄でしょうか。
さて、そんな画像の加工について
僕はネット用の「画像」は
「写真」ではなく「画像」だと
割り切っているので
加工修正なんでもあり
だと思っていますが
そういうのがダメだという
世界もあるわけですね。
いや〜、報道機関じゃなくて
よかった…
なんて思ってませんか?
日頃から工務店さんの
ひん曲がっていたり
視点がおかしい写真には
文句を言っています。
だって、せっかく頑張って
作っている建物が
傾いているように見える写真を
わざわざ世に出すことは
ないじゃないですか
建物写真は視点も大切で
なんとなーく
スマホを顔の正面に構えた
アングルだけでは
建物の奥行きを
十分表現できないことも
あります。
だから、あくまで
撮影の段階できちんと
撮ることがとても大事なんですが
例えば変な写真しか
なかった場合は仕方ない。
例えば
この前行ったガウディ展の
撮影可能場所にて。
↓なんとなく慌ててとったら
位置も角度も悪い写真。
こちらはアングルなど無加工
(人にぼかしだけしています)
人が邪魔だなあ〜
ということで削除↓
えらくひん曲がってるな〜
ということで補正↓
落ち着いて鑑賞したかのように
見える…かな?
もちろん、1枚目の写真も
「人がたくさんで賑わっている」
ということを表現したいならアリですし
何が正解かは
その時次第、修整に正解は
ないのかもしれません。
前にも書いたけど
写真というよりネット用画像
かっこ悪いより
かっこいいほうがいいじゃない
ただ、これも重ねて注意ですが
景品表示法の「優良誤認」に
ならないように要注意。
過去の施工例を加工したって
構わないでしょうけれど
これから販売する土地や
建物の広告をするときに
かっこ悪いから
これ消しちゃおうなんて
電柱、電線、ゴミ捨て場
なんかを削除して
広告に使ったら
はい、「優良誤認」の出来上がり。
写真加工ができるようになると
面白くてあれこれやりたく
なっちゃうものだけど
加工のしすぎに
気をつけましょうね〜