新聞は高所得高齢者むけのターゲティングメディア?

本日は新聞休刊日なり

最近、我が家でもついに
新聞の宅配購読をやめました。
これでワカモノの仲間入りかな〜?

実際にはネット上で読んでいるので
新聞をやめたわけではないですが

新聞休刊日はちょっとつまらない

そして
万能な「新聞紙」が
手に入らなくなったのはイタい

そして
「折込チラシ」が
届かなくなったことも大きな変化

邪魔なゴミが届かなくていい
と思う時と

誰が何を売りたがっているか
が分かって面白い
な〜

の両方がなくなってしまいました。

折込チラシは、かつて
住宅販売での集客の花形であり
週末にはたくさんの住宅の
チラシが入りましたが

近年、僕の周りの工務店で
チラシで集客しているところは
全くといっていいほどありません。

新聞の購読状況を見てみると
(公益財団法人新聞通信調査会の
第16回メディアに関する全国世論調査(2023年)報告書報道発表文から)

↑月ぎめの新聞購読率は
2023年度で50.6%
今年はおそらく半分を切るでしょう

↑年代別に見ると
新築のボリュームゾーンと言える
30代は31.5%。20代は18.2%。

そもそも折込チラシの効果は
0.01%だとか0.1%だとか
いろんな説があります。

10万枚まいて10人集客したら0.01%。
10万枚で100人きたら0.1%。

かつてはそのぐらいの集客が
あったけど
今はとてもそこまで望めない
と思っている人が多いかも。

なぜでしょう?

新聞を購読していても
誰もが毎日じっくり折込を
チェックするわけではない

前述のように30代の
新聞購読率は18.2%
少しサバを読んで20%だとしても

5家族に1家族にしか
届かない

その1人がたまたまチラシを
目にしてくれて
たまたまその週の見学会に
足を運んでくれる可能性は
どのぐらい…?

と考えると
チラシをやめたくなるのも
わかります。

しかしながら
購読者層が高年齢に偏っている
ということは

自動的に年齢のターゲティングが
ある程度されている
ということでもあるし

新聞購読者は年収が高い場合も多い

リタイア直前世代に向けた
老後のためのリノベーション告知
などは
今ならまだ大いに可能性がある

ただ、チラシで突然
リノベのことを打ち出しても

webサイトにそういう情報が一切ない
なんていうのは
いくら高齢者むけでもアウトなので

こうしたら売れる
こうしたら集客される

という前に

自分たちはお客さんに
何を届けたいのか

ということをweb上で
整備しておかないといけない

チラシにしてもSNS広告にしても
着地点を整備しておかないと
ムダ弾になりますよ!