(自分の)イメージをどうつくるか

建築工房悠山想さんにお邪魔しました。ここ一週間あまり、色々な人、仕事に出会って、イメージを伝えることの大切さを再認識しました、というお話。


一週間近く続けてきた
九州のお話もこれで
(多分)最後

福岡県朝倉市の
建築工房 悠山想(ゆうざんそう)さんに
立ち寄らせていただきました。

建築工房 悠山想 看板

悠山想さんにも
前職・町の工務店ネット時代に
大変お世話になりまして

これまでたくさんの建物を
みんなでお邪魔して
見せていただきました。

過去に見せていただいたものは

シバヤマ事務所

↑昨年見せていただいた
瓦屋さん・シバヤマさんの事務所

コトリワークス事務所

↑コトリワークスさんの事務所
第8回福岡県木造木質化建築賞
木造の部で大賞を受賞しています。

嘉麻の家

↑嘉麻の家
曳家してびおソーラーを
入れた古民家再生です。

悠山想さんのページに
写真がたくさん出ているので
もっとみたい人はそちらへ

404: ページが見つかりませんでした | 土壁の家・木の家・建築工房「悠山想」

過去に見学させていただいた建物は
非住宅や古民家改修が多かったのですが
もちろん新築も手がけています。

今回は施工中の店舗併用住宅を
見せていただきました。

悠山想 建物内部施工途中

案内いただいたのは
宮本岳さん(左)。
現場で階段施工の打ち合わせ中です。

施工途中の写真を
あんまり載せてもな〜と
割愛しましたが
丁寧なお仕事でシビレました。

事務所には大きな加工場が
併設されて刻みを行っています。

社長の宮本繁雄さんは
建築のバケモノのような人
(褒めてる)で

宮本社長率いる悠山想も
高度な技術を持った職人が
確かな材料で作る

だから素晴らしいものが
出来上がります。

工務店はなんといっても
これまで作ってきたものが
最大の広告塔なので

どんな工務店にも
社会に対するイメージが
出来上がります。

そのイメージからあまりにも
逸脱した人は
そもそもお客候補として
やってはこない。

悠山想さんに
軒ゼロの四角い家を
建ててくれ

という人は来ないわけですし
もし来てもやらないわけです。

とはいえ、そのイメージに
合致した人に
ちゃんと情報が届くのか?

イメージが先行し過ぎたり
誇張され過ぎたりしていないか?

届いた後、好きになってもらえるのか?

たとえば、土壁の良さを
伝えたいとして

相手はどこまで土壁が作る
結果をイメージできるのか?

できないとしたら
何で代替して伝えるのか?

この辺をちゃんと作り
ちゃんと発信するというのが
工務店の広報の仕事です。

この一週間あまり
色々な人と会い、話を聞き
仕事を見せてもらう中で

皆さん
僕が何をやっているのか
全然知らなかったので

まずは自分のイメージを
(観光や飲酒のイメージ以外)
作るところから
やらないとダメかな〜

なんて気がつかせて
いただきました。

まずは今回
素敵な企画で九州に行く
きっかけをくださったBBAの仲間の皆さん

呼び出したり
お邪魔させていただいた
仲間の皆さん

ありがとうございました。

近所まで行って素通りしちゃった
皆さんのところは…また観光しに行きます!