米が買い占められて30年前を思い出す

南海トラフ地震が来るかもよ
という注意情報が流れて以降
スーパーマーケットから
お米が消えてしまっています。

かつても米が手に入らない
ということが何度かありました。

『美味しんぼ』49巻
「タイ米の味」より↓

お米を買いに行ったら
売っていなくて…

タイ米ならあるのですが…
というネガティブな感じ

作品はこの後
タイ米がまずい、という話題で
日本とタイの友好関係問題に進展し

でもおいしい炊き方
食べ方もあるよね
ということで一件落着します。

もう30年以上前に
実際にあった冷夏による米不足

確かにタイ米しか
買えない時がありました。

僕も買って食べたけど
当時はあんまり美味しいと
思わなかった。

でも、『美味しんぼ』に出てくる
美味しい炊き方をすると
結構いけるんですね〜

僕はお米屋さんに
買ったお米を預けてあるので
入手には困っていませんが

カレーには
タイ米(インディカ米)を
あわせたいので
インディカ米も買っています。

日本の米の炊き方の

よく研いで浸水させた後
きっちり水加減をして
はじめチョロチョロ中パッパ
赤子泣いても蓋とるな

とは全然違って

ザラっと洗ったら
浸水なしで

沸騰したお湯に
米を投入


(おかゆじゃないよ)

芯がなくなるぐらい煮たら
一旦ザル上げして
鍋に戻して蒸らす

こうやって炊くと
カレーにもよくあう
ご飯の出来上がり。

30年前の米不足の時は
タイ米(インディカ米)は
安かったような気がするけど

今、インディカ米を
買おうとするといい値段がします。
ほとんどの国産のお米より高いです。

国内でも一部の生産者が
インディカ米生産をはじめています。
最近は無印良品でも売りはじめました。

材料はできるだけ
地元調達が良い

というのは
鮮度だったり
地域経済への寄与だったり

があり

これは建築材料にも
通じる
ところがあります。

何も遠くからエネルギーをかけて
運んでこなくてもいいし

できるだけ地元で
調達できると
地元経済にも寄与するはず。

普段は、静岡県の米農家さんが
作ったお米を
地元の米屋で買っていますが

インディカ米となると
今の所そういうわけにいかない

うーん、ジレンマだ。

そんなことを何も考えず
ただただ安いものを
求めていくと

いつの間にか
近くにいいものがなくなってしまう。

大事なことです。
気をつけないとね〜