今日もまだブログ上では青森におります。
日曜恒例、メシの話。
青森駅周辺で昼食をとった時のことです。
事前におすすめされていたのは
味噌カレー牛乳ラーメン
聞いただけでヤバそうな名前ですが(ごめん)
食べた人に聞けば、なかなかのものらしい…
でも時間の関係で諦めて
大間のマグロと
大間のウニと
むつのホタテ
そして知床のトド
大間のマグロは超有名ですね。
初セリでとんでもない金額がつくアレです。
「大間まぐろ」として
地域団体商標に登録されています。
地域団体商標については前に触れました。

大間まぐろは、当初は「大間沖で取れたマグロ」
という定義だったそうですが
偽物騒動があったり、あれこれあったのか
今では「大間港に揚がって大間漁協が荷受けしたマグロ」
ということになっているそうです。
まあ、今回のものは
どっちかわかりません。
美味しかったけどさ…
でも、特許庁のページを見ると、
「青森県下北半島大間沖で漁獲されるまぐろ」
のままなんだよなあ…?
ちなみに、散々推しているりんごは
青森では地域団体商標として登録されていません。
なんでだろう? たくさんありすぎるから?
我が「浜松餃子」も地域団体商標には登録されていません。
(一般の商標はまた別です)
この「大間まぐろ」の定義拡大について
結構前に行われていながら全く知らずにおりまして
今回調べてちょっとびっくりしました。
ブランドの定義を拡大するって
なかなか勇気ある行為というか
ある意味、蛮行と言えるのでは。
これまでは、大間沖がマグロにとって
理想的な環境なので、そこで獲れるマグロに
価値がある、ということだったのに
大間漁協が荷受けしたら
極論を言えば外洋で獲ってきたものも
大間まぐろになるわけで
(荷受けの条件定義とかもあるのかも
しれませんけど)
諸事情を知らないので
間違っていたらゴメンナサイですが
これでは売らんがために
なんでもありにした
と見られてしまっても仕方ない
そんな風に感じます。
ブランドを作るのは時間と努力が必要ですが
壊すのは一瞬でできる
という一般的な言葉で締めようかと思ったけど
ブランドを一旦作ってしまえば
あとはゆるゆるやっても消費者はだませる!
にしておこうかなあ…
これも噂レベルで恐縮ですが
魚沼産コシヒカリは、実際の収穫量の
何倍もの流通がある、なんて話もあるし
でも、現地でいただいたご飯は
マジで美味かったのです。
(気のせい、じゃないと思う)
結局のところ、名前だけで選ぶんじゃなくて
自分で吟味する
それが無理なら信頼できる人に目利きを任せる
工務店は、その目利きでないといけませんね。
割と、いろんなことを
ブランドで見ちゃってないかなあ〜?
他者の名前に頼らずに、自分を売らないとね!
あ、昨日、青森の名誉のためにも
とか書いてたんだった…
そうそう、青森といえばこれもあるじゃないか!
実行委員会の皆さんが用意してくれた
これもブランド、なんだろうけど。
田酒が旨え〜! 六根も旨え〜!