嫌われる世襲と望まれる世襲

議員の世襲は批判されがちですが、工務店の世襲は歓迎されますね。それって長いこと面倒見てもらいたいからですよね。


自民党の裏金議員の
非公認とか
比例重複禁止が
話題になってますね〜

中にはもしかしたら
支援している議員が
非公認になりそうでドキドキ
なんて人もいるかもしれませんが

裏金の何が悪いって

派閥に献金したはずが
派閥に入らずに
議員の懐に入った

つまり
お金を出してくれた人が
意図していないところに
金が使われた

まあ〜これも承知で
出してる支援者もいるかもだけど

昨今の政治家で
批判されがちなのが
もう一つ

世襲

世襲議員って
世の中の評判
すごく悪いですよね。

なんでかな。
(すごく悪い割に
たくさんいるけど)

親の権利を
子が受け継ぐから?

でもそれなら
工務店だってかなりの割合で
世襲ですよね。

でも誰も工務店の世襲を
悪いとは思わないですよね。
(ボンクラがついで
悪いことになる場合はあるが)

世襲議員が
批判されるのは

政治資金が非課税で
相続できるから

ということもあるだろうけど

地盤・支援者をそっくりもらい
親・血縁者の仕事を引き継ぐから?

あれ?
これって工務店と同じじゃない。

きっと世の中は
工務店はしんどい仕事だから
引き継いでもずるくない
けど

議員さんは特権があって
ずるい

って思われてるのかな〜?

そんなことないですよね?
世の中、どんな仕事でも
立派で大変ですよね?

それでもどうしても
世の中の批判が止まないなら

参議院を貴族院に戻して
(名前はどうでもいいけど)
参議院は世襲専用
その代わり報酬はなし

なんていう風にしたら
ノブレス・オブリージュな感じがして
みんな尊敬してくれるんじゃない?
知らんけど

昨日、世襲政治家モノの
小説を読んだもんだから
こんな気分になっちゃって…

島田 雅彦 (著)

なぜ議員の世襲は批判され
工務店は批判されない、というより
むしろ歓迎されるのか

それは
社会が(少なくとも顧客が)
工務店に継続性を求めている
からですよね。

後々まで
面倒見てもらいたい

地域工務店で
建てる人というのは
そういう期待を
してくるわけですね。

ところが工務店から見ると
お金になりにくい既存宅は
できれば触りたくない存在。

そうやって触らない間に
他でリフォームされたり
建て替えられてしまったり
することもあるわけです。

もったいない!

ちゃんと点検に行ったり
お便りを送ったり
ベタだけどできることは
たくさんありますよ!

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