昨日は、写真に位置情報が埋め込まれたまま
公開してませんか〜、というお話と
その確認方法に触れました。

今日は、実際に位置情報を残さずに
アップする方法や
wordpressですでにアップしてしまったものを
なんとかする方法です。
僕は、撮影した写真そのものには
位置情報があったほうが
あとあと便利で楽しいので
撮影時には位置情報を
入れておきたいですが
そもそも撮影時から
位置情報を入れたくない!
という人は、スマホの設定で
撮影時の位置情報が残らないように
しておきましょう。
iphone(iOS16)の場合
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」から
「位置情報サービス」→「カメラ」を選択
こんな画面になりますので
位置情報の利用を許可欄を
「しない」に設定すると
標準のカメラアプリで撮った写真には
位置情報がつかなくなります。
(標準カメラ以外では位置情報が
つく可能性があるので注意)
Androidの場合
(Google Pixel6 Android13)
カメラを起動して左上の設定アイコンから
「その他の設定」
「位置情報を保存」のチェックをオフに
これで、今後撮る写真には
位置情報がつかなくなります。
(繰り返しますが、僕は位置情報も
大切な情報だと思うので、この設定は
していません)
すでにスマホで撮影した写真から
位置情報を削除したい場合は
それ用のアプリを使います。
たくさんありますが、例として
iPhoneなら
「写真のExif削除 Photo Secure」

写真を選択して
「プライバシー削除」
Androidなら
「Photo exif editor」
こちらも写真選択後、任意のExif情報を
削除できます。
こういうアプリで
個別の写真の位置情報が
削除できます。
さて、最後に一番厄介な
「すでにwordpressにアップした写真に
たくさん位置情報がついてしまっている件」
wordpressのプラグインを使います。
「EWWW Image Optimizer」
という画像処理用のプラグイン。

プラグインは管理者権限がないと
インストールできません。
もし自分のアカウントでできない場合は
制作してくれたところに頼んでみてください。
プラグインをインストール後
「設定」→「EWWW Image Optimizer」
(「ツール」にも「EWWW Image Optimizer」が
あるので注意)
「メタデータを削除」にチェックを入れます。
これで、今後アップする写真の
位置情報は自動的に削除されます。
これまでアップした写真の位置情報を
消したい時は
「メディア」→「一括最適化」から
「最適化されていない画像をスキャンする」
画像の処理がはじまります。
数が多いとかなり時間がかかります。
これで、過去にアップした写真も
一括で処理されます。
(wordpressの「メディア」に
アップされていない
テンプレートに埋め込まれたような
写真は対象になりませんので要注意)
「EWWW Image Optimizer」は
他にも色々優れた機能がありますが
間違えると画像が一挙におかしくなったりも
しますので要注意!
初めてやる場合は特に
バックアップをとってから作業することを
お勧めします。
夏休みはwebのアクセスも
減る傾向がありますから
今のうちにチェック&最適化だ!