ウチにはもう
小さな子どもはいませんが
妻が積み木を買ってきました。
こういうのって
子どもだけのものじゃないよね。
色とりどりで綺麗ですが
所々に木の目が目立つところもあります。
こんな説明書?が入ってました。
自然素材からできる様々な木目や木模様は商品それぞれの個性を豊かにしてくれます。
これらキズではございません。
自然が生み出した世界で一つだけのデザインをお楽しみください。
そうだよね〜と思う反面
苦情が多くてこういうことを
書かざるを得なかったのかな…
ということが気になりました。
とはいえ、さっきの紙の裏側には
こんなビジュアルがあり
もう堂々と見せてしまうことで
逆にシンボリックになっているような。
最近の木造住宅は
あまり構造材が見えません。
コストとか断熱気密とか
大壁の方が有利なのはもちろんですが
見た目の問題も大きいのかな?
見た目の問題は好みですから
まあ別にいいですけど
木造の価値は素材と構造の
一体化にもありますし
せっかくの大工仕事も
完成後はほとんど見えないって
勿体無いと思うなあ…
なんて話は決して
昔は良かった
ってことだけではなくて
住文化としては後退してるんじゃないか
そんな風に思ったりもします。
大工自慢の工務店の皆さん
真壁でやろうとは言わないけど
せめて少しでも構造材を見せてください!
と、施主でもないのに余計なお世話
かも知れませんが…
節が見えたり割れが見えたり
でもそれって即「クレーム」ではなくて
自然が生み出した世界で一つだけのデザイン
ってことで
いいんじゃないかなあ?