秘湯でワシも考えた、って、椎名誠さんのエッセイのタイトルみたいだな〜(ほんとにあったらごめんなさい)
友人(元同僚)が帰省の途中で浜松による、というので、浜松在住の友人(元同僚)たちとお出迎え…の前に、初詣を先取りしてきました。
(↑何言ってるかわかんないですね。僕もです)
掛川に秘湯がある、とのことでそちらに向かい
(この営業日の案内、一周回って便利だなあ)
倉真赤石温泉。完全予約制。3人入ったらいっぱいになる湯船。カランやシャワーは使えず、石鹸やシャンプーも非推奨。
という、お湯があるだけのところで、オッサン3人、30分ぐらいお湯に浸かっているだけ。

こういう時間も必要ですよね〜
その後、集合時間までまだ少し余裕があったので、ちょっと早いけど、事任八幡宮で空いてるうちに初詣を先取り。
(年末詣や詣納めではなく、初詣です。バチ当たりかな)

他人の書いた絵馬も面白いね〜
切実なことからどうでもいいことまで、そして願い事もあれば宣誓もあり。人それぞれで、やっぱり面白いね〜

まだ時間があったので油山寺へ

立派な山門だな〜
元々は、掛川城の大手門だったそうです。

でた! HITACHI看板。

巨大な杉の根(樹齢1100年ぐらいだとか)。なぜかお金があちこちに挟まってます。

10枚まとめてくるんであって、数える人に優しいなあ…?
前に紹介した旧赤松亭の庭園で、温泉で買った温泉卵を食し


という具合に、風呂入って、由緒ある建物を回って、先に初詣まで済ませてきました。
今日いちばん勉強になったのは神社でも寺でもなく「お湯があるだけ」の完全予約制温泉でした。
シャワーもシャンプーも無い。つまり“足さない”。
山の中で、すれ違いもできない荒れた道を行かなければ辿り着けない。
その代わり、入れる人数と時間を絞って、体験の密度を上げるわけです。
お風呂だけじゃなく、とにかくウェルカム、どんどんメニューを増やして客を増やしたい! と考える会社は多いでしょう。
けれど、いつでもやってます、より、枠が狭い方が、変にモテたりするんだなあ〜人間はそういう生き物だっていうヒントが掴めたような気がします。
ああ、タメになった。なったよね?
