立憲民主党と公明党が新党を立ち上げるそうですね。
政治は数だ、というのはわかりますけど、尖るのをやめた、というか、個性が消えていく瞬間を見たような気がします。
「みんな」は誰でもない
そういえば、「みんなの党」ってのもあったなあ。誰の党にもならなかったような…
かつての公明党には強固な組織票があったし、立憲は色々混ざっているけどずっと野党第一党でやってはきた。
それが混ざり合って「まあまあの色」になったとき、元の支持者たちはどう思うんでしょうか。
「なんか、普通になっちゃったね」
「僕たちのためじゃなくなったね」
そうやって、離れていくんじゃないかな〜。
工務店の場合はどうか
「幅広い層にアピールしたい」
そう思って、ターゲットを広げれば広げるほど、メッセージは薄まり、誰の心にも刺さらなくなっていく。
政治の場合は、数を増やして政権を取る、という目的があるからやむをえないかもしれませんが、工務店の場合はどうでしょう。
「どんな家でも建てます」「和風も洋風もモダンも得意です」「リフォームから大規模修築までお任せください」
こんな風に、間口を広げすぎた工務店もよく見かけます。
一見、親切そうに見えるし、仕事も取れそうな気がしますよね。
でも、お客さんから見たらどうでしょう?
近いから、安いから、という理由で選んでもらえることはあるでしょう。
「で、何が得意なの?」「他と何が違うの?」「色々混ざりすぎじゃない?」

(なかなかこういう混ざり方はしないかな…)
数ある工務店の中から選ばれるには、強烈な「推しポイント」が欲しい!
それは時に、他の選択肢を否定することになるかもしれない。
「うちはこういう家しかできません」と宣言することで、来なくなるお客さんもいるかもしれない。
でも、それでいいよね。
政治と違って、過半数を取る必要もないし、取れるわけもないのです。
尖がり続ける心配もあるけど
尖れば尖るほど、刺さりやすくなるけど、刺さる面積は小さくなります。
細くて折れそうに見えるかもしれない。
でも、どっちみち、大きな面積でたくさんの仕事をこなすことはできないのです。

問題は、尖ったものを向ける方向です。
いくら鋭利な武器を持っていても、刺す相手がいないところで振り回していても仕方ないのです。
派手なことは、たぶん要りません。
尖ったことを、淡々と出し続ける。
まあ、それぐらいです。
合わない人は、最初から通り過ぎる。
でも、合う人は、説明しなくても足が止まる。
選ばれようとしない。
迎えに行かない。
勇気がいるね〜。
だから、みんなやらないのだ。
