住まいマガジンびおの連載で
祖父江さんの梅仕事の絵に
あわせて梅のことを書きました。
二十四節気ごとの連載で
今回は「芒種」
稲なんかの種を蒔く時期
ということです。
イラストを描いてくれている
祖父江さんが、梅仕事は
未経験ということでしたので
(画・祖父江ヒロコ)
僕がちょっと偉そうに
やってみたら、なんて言っています。
そう、梅仕事の時期になると
そういうアレが起こるんだよなあ…
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地域をよくする工務店を
応援するネットワークの
佐塚です。
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梅仕事のアレとは
SNS上での梅マウンティング。
梅干し販売業でもない人々が
突如、梅について語り出します。
梅干しをつけました〜
梅干しヒエラルキーではまだ最下層。
梅干し、今年もつけました!
むむむ、毎年やってるベテランアピール。
今年は○○キロ漬けました
量で圧倒してきたか。
庭の梅がいい感じに熟しました
買ってきた梅なんて所詮はシロウトだ。
他にも、減塩アピールとか
逆に塩を濃くして昔ながらアピール
だとか…。
…って書いたけど
昔、僕もマウント競争に
参加したような気がします…
こんな風に書いてしまったので
今更、梅干しヒエラルキーの上位に
行きたいとかではありません。
自家製の梅干しって
自慢したくなる何かが
あるんですよね、きっと。
それは、この前書いた
上流工程から関わる楽しさ
なんだと思います。
庭の梅じゃなくても
大量につけなくても
梅干しは作れます。
梅を水にさらすと
こんな風に水を弾いて
なんだか綺麗です。
なんてことも発信したくなる。
塩の量さえ多ければ
焼酎での消毒なんか
なくてもカビません。
これ、去年塩分18%で漬けて
その後、常温保存の梅干し。
経験上
18%を切るとカビが心配に
なってくるかな…
って、結局梅仕事自慢、でした。
本当の梅干しマウンティングは
ズラーっと広げて干す
土用干しの時期ですけどね。
およそ15日ごとに変わる
二十四節気と違って
土用は「雑節」です。
彼岸とか八十八夜とか
その辺も雑節です。
(梅干しマウンティングで勝てないので
暦マウンティングを狙おうか…)
ともあれ、梅仕事の時期は
生活をどう楽しむかを
端的に発信できる絶好の機会です。
マウンティングとか気にせず
(してるの僕だけだろ)
外の環境に左右されずに
安定した室内にいるだけじゃなくて
手作りの生活の楽しさが
お客様に伝わるような発信に
梅が役立てばいいなあ。