今日は猫の話です。
「猫の日」は昨日だろって…?
昨年の2月23日に
21年連れ添った愛猫を亡くしまして
僕にとっては、「猫の日」よりも
猫を思う日になってしまいました。
一時は4匹いた猫も
1匹だけになってしまいました。
家猫は、人間よりも家にいる時間が
ずっと長いからか
いろんな粗相(人間から見て)も
たくさんあります。
床にはすぐゲロを吐き散らすので
シミになっちゃうし
おかげでルンバの類も使えない
爪研ぎを用意しておいても
あちこちで爪を研ぐ
(壁も削れてる…)
浮造りのようになってますが
実際はトゲトゲしていて
触って気持ちいい状態ではありません。
写真はないけど
障子だってビリビリにされます。
こういうことを遠慮なく行ってくれるので
「建築物」を健全に保ちたければ
猫というのはとんでもないヤツですし
ネズミを獲ってくれるとか
留守番をしてくれるとか
そういう機能は全くありません。
お金もそれなりにかかるしね。
だから、合理性、という面では
全くもって意味をなしませんが
一緒にいると
そんなことは些細なことに感じるぐらい
素敵なことがたくさんあります。
人によっては
それが犬だったりウサギだったり
鳥だったり生き物ではない何かだったり
心の支えというか
楽しみというか
そういうものがありますよね。
いろんな調査がありますが
ざっくりいうと10%ぐらいの世帯が
猫を飼っているとされています。
犬も同じぐらい。
犬猫の重複がないと仮定すると
20%ぐらいの世帯が
犬猫と暮らしている
乱暴に言えば
お客さんの5組に1組は
犬猫を飼っている(飼う可能性がある)ということ。
我が家の場合は
家を建ててから猫と暮らしだしたので
猫と住むことを想定していませんでした。
最初から想定していれば
もっと猫のために色々できたな〜
なんて想像もしています。
20年家の中だけで暮らす猫は
人間にしたら100年近く
ずーっと過ごすわけだし
暑いとか寒いとか
運動不足だとか腹減ったとか
直接言葉では伝えられないから
人が先回りして
なんとかしてあげないといけない
ハウスメーカーも猫向けの提案をしたり
ペットを中心にした
住宅ネットワークのようなものもあります。
ペット+住宅というのは
強力なコンテンツですが
売らんがため、というよりも
作り手が猫好きだったり
犬好きだったり
という方が響くんじゃないかなあ。
と、かつて我が家で過ごした
猫たちの写真を見て
ちょっとホロリとしています。
亡くなった3匹が写っているの
ガラケーの写真しかなかった…
そんな小さな家族たちのためにも
ぜひ良い家をつくりましょう。