留置場みたいな家…なんて言ったら悪いけどさ

広末涼子さんが掛川署から浜松西署へ移送…なんでも、女性用留置施設が近隣には他にないそうで…ということで気になった留置場の環境と最近の家のこと


先日、俳優の広末涼子さんが
静岡県浜松市のサービスエリアで奇行→
静岡県掛川市の高速道路上で事故→
静岡県島田市の病院で暴れて逮捕→
掛川警察署から浜松西警察署へ移送?

みたいなことがありまして
やっぱり地元はそれなりに
ザワついていたような…

なぜ掛川署で逮捕された人が
浜松西署に移送されたのかな?
と思ったら

女性専用留置場が静岡県西部では
浜松西署にしかないとのこと
(と、報道されていた)

浜松西署は2019年4月に設立された
新しい警察署です。

それまでは、この辺には
女性専用の留置場ってなかったってこと…?

どうやらそうかもしれません。

令和6年警察白書を見てみたら

令和6年版 警察白書

少しずつ増えていて
令和5年には全国で101

同じ資料に令和5年4月1日で
留置施設(必ずしも「留置場」ではない)は
全国で1055とあるので
女性専用は1割もないということですね。
(収容人数まではここではわかりませんでしたが)

同白書にあった留置場の写真

これだとイマイチわかんないな…

色々検索してみたら法務省のサイトに

https://www.moj.go.jp/KYOUSEI/SYOGU/shiryo04-03.pdf

こんなPDFがありました。
いつ、誰向けに作ったものか
よくわかりませんでしたが

この資料によると
冷房設置率は91.4%
暖房設置率は98.8%

一般家庭のそれとあんまり変わらない?

しかし、このプランはどうでしょう。

どうしても「監視」という行為が必要で
それを優先しているんだろうし
逃亡の恐れもあるからだろうけど
外壁に面していない

考えようによっては
暖冷房負荷は少ないかもしれないけど
当然ながら窓はない
(「居室」って書いてあるけど)

ある意味、最近の家の
異常に小さい窓なんかは
この方向に向かってるんだったりして…

というのはもちろん嫌味です。

設計が下手くそだと
窓をちゃんと配せない

という裏返しかもね…

窓は、法律上必要だからやむをえずつける
断熱性能の低い透明な壁ではない

というのを真顔で語らないといけない
時代がすぐそこまで来ている気がする…