選挙は「よりマシな方」だけど、家づくりの発信は…?

どうせロクでもないならよりマシな方を選ばせるのは選挙、でも家づくり(の情報発信)までそれじゃ悲しいものがある


参議院選挙の投票日が近づいてきて
報道も加熱している感じがしますが
なんか争点がおかしいよな…?

ボートマッチなんかもやって見るけど
自分と100%一致するなんて人はいないし
当選したら選挙前に言ってることのほとんどは
どっか行っちゃうし

政治家を選ぶのは
いい人を選ぶというよりは
「the lesser of two evils」
二つの悪のうち、より小さい
すなわち
よりマシな方

なんて言ったりしますけど
家づくりだと、どうなんでしょう。

僕はこのブログで
軒のない家とか緑のない家とか
アルミ外構建材とかについて
まあまあ否定しているわけですが

これはいわゆる「ヘイト」ではなく
都市景観やエネルギーに関しての
考え方からです。
(と、自分では思ってますが
ヘイトスピーチする人もそうなんだろな…)

そうは言っても排他的に見えたり
美意識の押し付けに見えたり
するだろうな〜ってのは
自覚してますが

それに賛同してくれる人とだけ
お仕事しようと思っているので
これでいい、気がしてます。

(政治家は投票してくれなかった人のためにも
仕事しなきゃいけないんだけど
わかってんのかな、立候補者の人たち)

ただ、不特定多数から選んでもらう
という工務店の発信の場合は

同じ押し付けにしても
悪い話を出すんじゃなくて
いい話を押し付ける方がいいんじゃなかろうか。

今、住宅業界は厳しい状態なので
その理由をどこかに求めて
攻撃したくなる気持ちもわかります。

ただ、厳しい環境にあるのは
他の事業者さんも同じなので
そこを攻撃しても何にもなりません。

このご時世でも
順調に受注を重ねているところは
総じてネガティブな発信をしていません。

(ネットへの発信、というだけで
直接会うと割とエグい…なんてとこも
あるけど)

工務店選びも家づくりも
比較・選択の連続ではあるけれど

アレは悪いコレは悪い
と言ったところで
自社の価値が上がるわけではない

よりマシな方を選ぶより
よりよいものを選んでもらう

というのがいいと思うけどね〜

減点してくより加点してくほうが
お客さんも楽しいはず!