(嘘以外の)弱者の戦略を選挙から教わる

一部の党の選挙運動を見ていると本当に胸糞悪い気分になるのですが、それを気分爽快に感じる人もいるわけなので、内容はともかくその一点集中ぶりは学んでもいいのかも。


さてさて明日は
参議院選挙投票日ですね。

今は
参議院が多数与党で
衆議院が少数与党って
珍しいケースですが

果たしてどうなるのか?
とうのは気になりますが
ここでは特定の政党・政治家をどうこう
というのではなくて

その選挙戦のやり方から参考になりそうなことを
見ていきましょう。

国政選挙って「どういう国にしていく」
ということを訴えるものだと思いますが
そういう国家観を訴えるよりも

もっと

近視眼的なターゲッティング
をしているところの方が
世論調査だとウケているみたいですね。

若者狙いとか低所得者狙いとか
SNSしか見ない層狙いとか

参政党とか国民民主党は
この手法で支持を伸ばしているようです。

一方で、自民党に対する
(一応)最大の勢力である立憲民主党は
この辺のターゲッティングが下手くそというか

自民党と同様の高齢者に訴求したいけど
二番手なのであんまりウケない感じ?

国民民主党や参政党は
大政党の支持が薄い層からの支持が厚い
(必ずしも100%そうではないですが)

みんな大好きランチェスター戦略的に言うと
立憲民主党は戦い方を誤っていて
国民民主党や参政党はまさに弱者の理想像

立憲民主党は野党第一党なので
弱者という認識がないのかな?

住宅業界でいったらほとんどの
中小工務店は圧倒的弱者です。
(市場シェアの上では)

じゃあ弱者の戦略が取れているか?
どこに何を投下していくか?
一点集中、差別化、局地戦といった
行動が果たしてできているか?

振り返ってみる
いい機会になるんじゃないでしょうか。

SNSで特定層に訴えるのもいいけど
高齢者シフトしている工務店も多いので
新聞や折込チラシも再注目だと思うなあ。

とはいえヘイトとか嘘とかはいかんぜよ!

(政治家候補の方々は嘘ついてる自覚なく
嘘をつくからなあ…もちろん民間にも
そういう人いっぱいいるけど)