まだたった三日前の話ですが、ネットでは出遅れた話…に見えちゃうかもしれませんが。
衆議院選挙は与党の大勝…というか、びっくりするぐらい、自民党の大勝でしたね。
野党が野合で自爆した、というのもあるにしても、この自民党の大勝はなんなんだろう?
いつものように、無理やり工務店の仕事に当てはめて考えてみます。
圧倒的な露出
選挙期間中、自民党のYoutubeチャンネルの再生回数は1億回を超えたそうです。
その手の広報・拡散に強そうな参政党でも1千万台ですから、文字通り桁が違います。
広告、すっごくやってたもんな〜。僕も度々目にしました。
公職選挙法では、資金力によって差がつくのはいけない、ということで、(ざっくり言うと)選挙期間中の有料ネット広告には強い制限があって、資金力勝負になりにくい建て付けがあります。
だからこれも「個々の議員の選挙」という、イベント広告ではないのです。
工務店で言ったら「今週末の見学会」の広告ではない。
存在をアピールし、知ってもらうための、いわゆる「ブランディング広告」です。
イベント集客か、知名度アップか
↑と小見出しに書いたけど、イベント広告とブランディング広告は、別に対立するもの、どちらかを選ぶものではありません。
やっぱりイベント集客も大切だから、イベント告知をしたい、というのもわかります。
ただ、昔のように、イベントで新規客を集める(イベントがスタート)ではなく、イベントはかなりゴールに近い部分の存在になってきています。
そういう、ゴールに近いものをことさらにアピールしても、検討が深まっている人には、もう届かないのかな?
そんな風に感じることが増えてきています。
知っていたら建てたのに、という残念な言葉
「もう家を建ててしまったけど、〇〇工務店を知っていたら、絶対にお願いしたのに」
って、聞いたことないですか? ありますよね?
工務店が一番悔しい、というか、残念、というか、そういうアレ。
これを無くしたい。どうすりゃいいんだろう?
イベント集客の広告は、選挙期間中の宣伝カーに似ている、かもしれません。
票欲しさというか…選挙運動を見れば見るほど、僕などは普段からもっと活動や政策伝えろよ、って思っちゃいますが、もしそれが家づくりでも同じだったら…? いや、杞憂だとは思いたいけど。
「集客」ではなく「知ってもらう義務」
お客さんを集めたい、という欲望も大事ですが、やっぱり気になるのは「知っていたら建てたのに」というアレ。
その人は、あなたと出会えずに不幸になったのです。
あなたも、その人と出会えずに、幸福を一つ逃してしまったのです。
これじゃ、みんな不幸です。
そういう不幸をなくすために、心ある工務店は、もっと知られないといけない。
知られる義務があるのです。

単純接触効果と安心感
いつも見かける。知っている。聞いたことある。
この、家づくりの中身とは関係ないことが、でも「集客」とは大いに関係があります。
この際、有り体に言っちゃえば、いつも見かける、名前を知っている、ということと、その工務店が素晴らしいか、建てている家が素晴らしいかは、なんの因果関係もないのですが。
(いやむしろ、名前をめちゃくちゃ露出させているところの方がアレだな…という気もしなくはない)。
もちろん集客は、工務店の永遠の課題です。でも、「集客」という言葉を一度忘れてみませんか。
単純接触効果のための広報・広告は、すぐに効果が出ませんから、やり続ける意味を見出しにくいかもしれません。
すぐにもったいないと思ってやめたくなるかもしれません。
あなたの発信は、未来のお客さんが「不幸な家づくり」をしないためのセーフティネットになる。
これはもう、社会的価値の話だな〜。
社会的に、自分たちの家を残す価値がある、と考えるのなら、ぜひ、網を貼ってください。
