在来種のメダカと外来種のホテイアオイ

在来種のクロメダカを育てて
もうじき20年になります。

このメダカを、鉢ではなくて
池で飼いたいな
というのが先日の桶ヶ谷沼訪問

どうしたらより良い
環境が作れるかな…

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地域をよくする工務店を
応援するネットワークの
佐塚です。

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我が家の睡蓮鉢は3つ。
大2、小1。

このうち小は
仔メダカの保護用で
使うのは繁殖期の夏場だけ。

大2つは
20年近く一度も
掃除も水換えもしていません。

減った水を足すだけ。

死んだメダカの処理も
していません。

餌を与え過ぎれば
水が富栄養化します。

与えすぎないと死んでしまう。

うまくバランスが取れると
グリーンウォーターという
状態になります。

植物性プランクトンが
多く発生して緑色に見えます。

こうなると餌をあげなくても
食べるものがたくさんあって
メダカの飼育にはいいみたい。

でも、ちょっと美しくないかな…

大人のメダカは警戒心が
強いので、こんな写真は
かなり離れないと撮れません。

ちびっこメダカの方は
人間の怖さを知らないから
ヒョイヒョイ出てきて可愛い。

さて、水換えなし、掃除なしを
実現している立役者が
水草の「ホテイアオイ」です。

結構茂ってきた…。

南米原産の外来種で
日本の侵略的外来種ワースト100
にも選ばれています。

水路なんかに群生すると
水の流れを阻害したり
水面からの酸素供給を阻害したり。

冬場は枯れて
腐って水質を悪くしたり。

こんな風になる。
結構な困ったちゃんです。

在来種の庭を作ろうと
呼びかけているのに
家にホテイアオイ…

なぜかというと
水質浄化能力も高いのです。

水換えがなくていいのは
ホテイアオイがどんどん
汚れを栄養に育つから。

育ったホテイアオイには
メダカの卵がついているので
孵化するまで養生します。

そのあとは積んでおくと
そのうち堆肥になります。

増えたものをそのままに
しておくと大変なことに
なりますが…

というわけで、人間が
適切に管理すれば
役に立つんだけど

一旦自然界に出てしまうと
全部を人の手で管理なんか
できないわけです。

ホテイアオイが悪いわけじゃなくて
それをあちこちに運んだ
人間の責任ですね。

モノを遠くに運べば
エネルギーなどの負荷も出るし
なんらかの弊害も出る。

全てがそうだというわけでは
ないですけど

環境にインパクトを与えずに
暮らしたい、という生活者は
増えています。

便利だからと言って
あまり遠くからモノを持ってこない
というのも家づくりの大きな
原則ではないでしょうか。

って、今日の内容では
説得力ないな…。

ホテイアオイがなくても
多分水換え不要な環境は作れます。
探究と実践次第だな!