入政建築さんの経営計画発表会に行ってきた

昨日はこんなところにおりました。

浜松は佐鳴湖東岸に立つ
「ジ・オリエンタルテラス」

この眺め。

元々は、明治元年創業の料亭で
地元の人には「鳥善」という方が
通りがいい老舗です。

この場所には数寄屋建築が
建っていましたが
今はご覧の通り。

名前の通りオリエンタルムードで
結婚式場としても人気があります。

自社の歴史を踏まえながら
時に大きく変革してきたという
この場所で何をしていたかというと…

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地域をよくする工務店を
応援するネットワークの
佐塚です。

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入政建築さんの経営計画発表会に
出席するためです。

大正に創業し
現在の新野恵一社長で
四代目となる同社。

三代目の達治社長は
闘病生活の末、63歳の若さで
昨年10月に鬼籍に入られました。

前社長が亡くなった日にも
お客様との契約があり

とにかく走って目の前の仕事を
こなしていくしかなかったと
恵一社長は言います。

ただ、やはり代が変わって
入政建築はどうなっていくのか

協力業者の皆さんに
しっかり説明しないといけないと
経営計画発表会の実施となりました。

発表の内容の詳細は
ここでの公開は控えますが
一点だけ紹介させてもらいます。

企業ビジョンとして掲げた
「豊かさの追求」

表層の美しさはいくらでも
作ることができます。

一方、豊かさというのは
実現するのに時間ががかる。

それでも、住まい手はもちろんのこと
協力業者も社会も豊かにしていきたい
というお話。
(もっとエモーショナルに感じたのですが
うまく書けませんでした、ごめんなさい)

そんなビジョンを中心にしたお話を
新野恵一社長から。

弟である新野新さんからは

半規格住宅「aisuの家」と
小さな町「aisuの町角」について。

お二人の妹、さくらさんも
会社に入り、みんなを支えています。

先代の頃からのスタッフや
これから会社に加わる人も参加して
いいリスタートが切れたのではないでしょうか。

入政建築さんとは、町の工務店ネット
設立以前からのお付き合いで

今日お話しいただいた皆さんが
学校に通っていたのが昨日のようです。
(なんて書くとジジイ感たっぷりだな…)

光陰矢の如し。
その間にも社会は大きく変わり
どんな会社にも変化が求められています。

その変化を言語化して
仲間と共有するというのは
大切なことですね。

困難もたくさんあるでしょうけれど
若い人たちの前途に幸あれ!