一昨日
青森県平川市のラーメン屋で
にぼしラーメンを食べていたときのこと
お昼のテレビニュースで
浜松市中央区の高速道路に車が落下
運転手の男は同乗していたこどもを
置き去りにして逃走
というニュースをやっておりました。
事故現場はよく通る場所なので
ちょっとびっくりですが
よく通ろうが通らなろうが
びっくりな事故ですね。
詳細はこれから判明するんだろうけど
報道ベースで見る限りでも
無免許で運転し
事故を起こし
高速道路に車が
落下しているのに通報もせず
何より子どもが乗っているのに放置逃走
免許取り消しの理由もひき逃げだという
なんとも自分勝手・自分中心なことで…
で、青森にいたのは
ブログセミナーの年一回のサミット出席のため
このサミットのテーマは
「人を救う人であれ!」
毎日ブログを書いている
全国のメンバーから4人が選ばれ
自分勝手・自分中心ではなく
それぞれがどう「人を救う」仕事を
してきたかの話を聞かせてくれます。
と、一言で書くと短いですが
登壇者と支援者の皆さんは半年間
入念な準備をしてきて、その発表の日なわけです。
優勝したのは、福井で
「IT系おせっかい先生」を標榜する
西村英子さん

自身の辛かった幼少期
なかなか天職が見つけられなかったけれど
パソコン教室を開くようになり
そこから教室を拡大し
さらにはさまざまな事情で学べない子どもたちの
学びの場を作り、と
すごい速度で成長しています。
工務店業には全然関係ないように
見えるかもしれませんね。
仕事ってついつい
集客してクロージングして利益を上げて…
というサイクルを回すことで
精一杯になりがちです。
それはもちろん必要なサイクルですが
そこに「人を救う」という視点はあるのか?
もちろん、もともと住宅には
生命財産を守る、という使命がありますが
そういう物理的なことだけではありません。
お客さんが家を建てようとした理由って
一般的な調査だと大抵上位が「暑い寒い」「狭い」
じゃあ
暑くなく寒くなく狭くない家ができたら
その人は救われるのか?
一緒にやってくれるスタッフや職人さんは
給料・日当さえ払っておけば救われるのか?
救われたいと思っていない人まで
救おうとする必要があるのか?
と、考え込むと迷路に入ってしまいそうです。
お仕事には綺麗事だけじゃなく
実利も必要で
それを高次でバランスするのって
むずかしいね〜
僕自身、誰かを救っているかと
自問してみるとまだまだ、というより
ベクトルがそっちに向いてないかもしれない。
何が仕事の根源なのかもっと考えてみないと…
自分勝手に、自分中心になってないかな…
と考えさせられる旅でした。
登壇のみなさん、準備をしてくださったみなさん
一緒に行ってくれた方々
どうもありがとう!