里山住宅博in袋井宇刈 出展社募集説明会を開きます。

浜松から東に20kmほど
行ったところの静岡県袋井市の
山あいに宇刈という集落があります。
そこで、住宅地の開発をはじめます。

山あいの宅地開発というと
山を削ってコンクリートで雛壇を作って…
というイメージがあるかもしれません。

市街化区域では一般的に1000平米を
超える「土地の区画の形質変更」には
開発行為の許可が必要です。

お付き合いしている工務店さんも
土地に関しては扱いが千差万別で

自社で宅地開発をしているところもあれば
ミニ開発ぐらいにとどめるところ
土地売買や仲介は自社でするところ
土地はお客さん任せ
など様々です。

ただ、おそらくどの会社も
やったことがないだろうなという
取り組みが、今回の宇刈の計画です。

約1600坪の土地に
9区画の家をつくります。

絵で見てわかるように
駐車場は家から離れていて
家の周りには緑がいっぱい。

人が集っているところは
このまちみんなの
共有スペース(コモン)です。

これどうやって
接道しているんだとか
駐車場が離れていて売れるのかとか
いろんな声があります。

地方としては自動車が必須と
言われていて、一家に2台、3台は
あたりまえ。

一般的な住宅地の道路面は
中古車販売店かのように
ズラーっと車が並びます。

道は自動車のためのもの。
子どもが道路で遊んでる
なんてのは昔の話です。

この街では、歩車を分離して
駐車場以外のスペースは
安心して子どもたちが
遊べる場にします。

通常はコンクリートで固めてしまう
雨水調整池も、風景の一つとして
大事に考えました。

地形を大きく変えることなく
あるものを生かして作っていきます。

ランドスケープデザインは
プランタゴ・田瀬理夫さんに
お願いしました。

田瀬さんは、アクロス福岡や
アクアマリン福島といった
公的施設の緑化だけでなく

JIAの25年賞をとった百合ヶ丘ヴィレッジや
最近では、徳島県神山町の町営住宅などの
宅地のデザインも手掛けています。

僕は、以前の勤務先のOMソーラーの本社
「地球のたまご」の社屋建設時に
プロジェクトリーダーをしていました。

この「地球のたまご」も田瀬さんに
ランドスケープデザインをお願いしまいして
その時からのお付き合いです。

さて、このまちは、単に土地を分譲する
というのではありません。

これまで、神戸、つくばで開いてきた
「里山住宅博」を開催します。

説明会を10月11日に開催します。
田瀬理夫さんにもご登壇いただきます。
僕はファシリテーターを務めます。

静岡県中部・西部の工務店の方は
ぜひ足をお運びください。

説明会の詳細、お申し込みは以下のページから。

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