山形県金山町で、古きを温め新しきを知る

肩書きが全部なくなって
一日目。
ちょうどタイミングがあったので
もくよう連の山形県金山町の
集いに参加しています。

古い人間関係・古い作品からでも
新しいことは生まれてくる。
そんなお話です。

誤解してる人が多かったから
先に宣言しておくけど
もくよう連に就職したわけじゃないからね!

金山町は、「100年のまちづくり」を
目指してルールを策定して
それを修正しながら今も続けています。

そうしたまちづくりのデザインを
当初から関わり続けているのが
片山和俊さん↓

そして、金山中学校や金山町火葬場という
建築の実作を作られた
益子義弘さん↓

このお二人が案内して
くださるのに加えて
秋山東一さんもいらっしゃると。

片山さんには前職で
オンライン勉強会
「設計寺子屋」の講師をお願いし

設計寺子屋全6回開催 | 手の物語有限会社
住宅計画プランニングと下絵エスキスを学ぶ設計「寺子屋」。設計「寺子屋」は、建築士を育成する学校ではない。高度な設計テクニックを学ぶ学校でもない。流行の「CAD」も「iPad」も使わない。

益子さんは昨年
設計されたホテリ・アアルトの集いに
講師としてお招きし

ページが見つかりませんでした | 町の工務店ネット | ページ 27795
small is beautiful.小さな町の工務店のネットワークです。

秋山さんにはやはりオンライン勉強会
「A2プロジェクト」で20ヶ月に渡り
お世話になりました。

A2 project
「箱」から「場」へ

この重鎮おじいちゃんたちが
いっぺんに集うので
まとめてご挨拶ができていいな

なんて気持ちもあって参加してみたら

参加者は、知っている人だらけだった。

中には、最近町の工務店ネットに
加わってくださった方もいて
顔向けしづれえ〜

一方ですごくひさしぶりに
会う人もいて

退職しました、というお話をしたら

アイランドプロファイル辞めたの?

とか
(いや、そこで働いたことは一回もない!)

えーっ! もくよう連辞めたの?

とか
(立ち上げ時に手伝ったことはあるけど
やはり所属していたことはない!)

そんな人たちがいらっしゃって
僕も認知されているのか
されていないのか…

とはいえ
いろんな方に

卒業おめでとう

これからが楽しみだね

で、何すんの

どうして辞めたの

中締めで色々喋れ

みたいなお言葉をいただきました。

そういうことをお話しする機会は
本当は今までお世話になった町の工務店ネットの
会員さんにこそしなきゃいけないな…
と思いながらも

いや〜どうするかわかんないですよ
なんて嘘を吐きながら

自分の考えていることに
どういうニーズがあるのかないのか
そんなことをこっそりリサーチしておりました。

古い人間関係で
古い作品を見にくる

悪い見方をしたら
ノスタルジーに見えて
未来の話に繋がらない…?

もちろん昔話も多くなるけど
企画も良かったので
しっかり温故知新ができた
そんな一日でした。

金山町の役場の方も案内から
懇親会まで参加してくださって

今もまちづくりの方針を
修正するときには片山さんたちに
相談して、よりよくしているという
ことを伺いました。

30年前に竣工した
金山中学校は
今もこの町の子どもたちを
育む場所として

使い込まれて
ある意味で竣工時より
魅力が増しているかもしれません。

実際に素敵なまちで
いつづけていて
建物や町のことについては
改めて触れますが

昔の作品も昔の人間関係も
昔に完成してはいおしまい
ではなくて

連続的に変化していくもの

そんなことを痛感した一日でした。

なんて綺麗に決めたいけど
やっぱりついさっきまで飲んでいて

よく俺、ブログ書けたな
今日は果たしてどうなっちゃうのか…

そんな具合で、明日に続きまーす。