ラーメン屋さんで
チャーシューに蛆虫が入っていた…?
とかで営業停止に、というニュースが流れてきました。
ここ、ご近所で
何度か行っていたところなので
ちょっとびっくりですが
その後の情報も興味深い。
お客さんにそのことを指摘された時
店主は不在だったそうです。
お店側での目視確認では異物が確認できず
廃棄してしまっているんだとか。
(マニュアルでは異物は保存、としてあるけど
異物が見つけられなかったから…?)
こうなると、原因追及が大変ですね…
備えあれば憂いなし
と言いますけど
備えてあったけど憂いが出てしまった…?
備えが悪かったのか、何が悪かったのか?
と、冒頭から嫌な切り出し方ですが
世の中の報道も、揉め事の話ばかり
縄文時代は争いが少なかったというけれど
今は仕方ないんですかね…
愛が足りないからなのか
愛の方向がまちまちだからなのか
身の回りでもあちこちの揉め事の話が
耳に入ってきます。
まあまあ揉めてしまって
どうにもならなくなってからのお話
なんてのもあるのですが
人は大抵
自分だけは大丈夫
という謎の自信があるので
(もちろん僕も)
実際に大丈夫じゃなくなってみても
何だかよくわからなくて
どうしたらいいかわからなくなったりします。
住宅リフォーム・紛争処理支援センターの
相談件数はここ数年横ばい状態ですが
ホームインスペクションの数はとても伸びていて
だんだん、この辺の係争も増えていくんだろうなあ…
という気がしています。
現場をきちんとやっていれば起こらない係争
と言いたいところですが
モンスタークレーマー
みたいなお客さんがいるのも事実だし
しかし、お客の問題だけでなくて
弁護士の方の事情
というのもあるのかな〜、と
かつて「過払金請求」が弁護士の一大収入だった
時代がありました。
CMも盛んにやってましたよね。
過払金バブルが弾ける一方で
弁護士の人数は司法制度改革により
2000年の17000人余りから
2024年には45000人を超えていて
次の飯の種が必要なわけです。
B型肝炎給付金とかもCMやってたなあ…
建築関係だと
アスベスト給付金なんかも
ターゲットになっていたり
そして2024年問題(働き方改革)による
労働者側のリスクや
工期遅延・損害賠償リスク
そんなのをターゲットにして
営業をする弁護士も今後は増えるかもな…
自分に落ち度はないと思っていても
突然そういうトラブルに巻き込まれる可能性は
誰にでもあります。
僕も時々
「建築関係の得意な弁護士いない〜?」って
相談されることもあります。
実は先日の青森のイベントで
登壇した一人が
ブログ仲間の弁護士・吉田悌一郎さん
彼自身も、かつて過払金バブルの恩恵を受け
その後、人生の荒波に揉まれていくわけですが
上に書いたような「何かをネタに係争を仕掛ける」
というスタンスではなくて
「裁判をしないで解決する」をモットーに
小さな会社の顧問弁護士として
争いの芽を事前に摘み取っています。
すでに顧問弁護士さんがいらっしゃる
という工務店さんも結構いるんですが
そういうこと、考えてみたこともないという方は
是非、彼のブログを見てみてください!
