七草粥に区切りとかほっとするとかの大切さを学ぶ

本日、一月七日は人日の節句

人日の節句に七草粥を食べるのは
邪気を払い万病を除くとか
おせち料理で疲れた胃を休めるとか

そういういわれの記事が
世の中にはわんさかありますね。
(僕も書いたことある)

スズナ・スズシロ(カブ・ダイコン)は
ジアスターゼが消化を促進するとか
セリには増血作用があるとか
他にも色々

確かにそうなんでしょうけど

七草粥に入っている程度の量を
たった一回食べたところで
大した薬効などないでしょう。

本当に薬事効果があるなら
普段から七草粥食べだろうに。

と、いつものように
否定的な話かよ〜と
思われたかもしれませんが

七草粥、いいと思います!

年末年始に暴飲暴食して
もう、ちょっと豪華なものは
いいかな〜

そういう時にお粥はいいですね。
ほっとします。
薬効があろうとなかろうと。

僕も毎年お粥を炊いています。

こういうパックのやつを
買ってきます。

七草のうち
ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ
ホトケノザあたりは

そこらへんの草にしか
見えません。
というか実際に
そこらへんの草ですが

この一日だけのために
栽培している人がいるのだなあ…

ありがたくいただきます。

先にも書いたように
なんの薬効も期待しませんが

それでも気分的には
正月もここで終了だ、と
区切りがつきます。

(正月がどこまでか
というのは今回は触れずにおく)

科学的な裏付けよりも
ほっとするとか
区切りがつくとか

人の暮らしには
そういうことも大切だ!

この正月は災害や事故で
大変な思いをしている人も多いし

国外に目を向ければ
戦禍でより多くの人が
亡くなったり
家を追われたりしています。

住まいがある
ほっとできる場所がある

というのは
当たり前のようでいて
とてもありがたいことですね。

工務店の仕事は厳しくなると
いつも言われていますが

今年は景気に加え法的問題で
今まで以上に厳しいことも
予想されます。

けれど、ほっとできる場所を
作っているという誇りを持って
頑張りましょう。