わが生涯に一片の悔いなし…?

北斗の拳原画展とガウディ展をまとめて観るという暴挙に出ました。


名古屋にて打ち合わせがありまして
それに先立ち、会期が迫ってきた
ガウディ展へ行こうとしたところ…

なぜかこんなところに来てしまった…

(また展覧会かよ…と言わんといてください)

東京で開催していたのは知っていましたが
名古屋で開催されているとは
この日まで知らなんだ。

時間的にちょっと厳しいけど
チャンスは活かさねば! と
飛び込んだ次第。

かの有名な
「おまえはもう死んでる」

原画を見ると
力が入っているところ
何度もやり直しだろうところ
などが伝わってきて
いいですよね〜。

その後、駆け込みで
名古屋市美術館のガウディ展へ。

まもなく閉幕のためか
だいぶ混んでいます。

東京、滋賀と巡回してきて
最後が愛知なので
ご覧になった方も多いかもしれません。

3月10日までの開催なので
まだの方は駆け込みで…
と言いたいところですが

そんな人が多いのか
混み合っていて全然見られないので
覚悟して行ってください。

写真撮影可能ゾーンにある
サグラダファミリアの模型などは
まるでルーブルのモナリザのように
人が群がっていて

ブログにアップするには
他人の顔修正が大変すぎるので
掲載は諦めます。

ガウディ展は写真や模型
そして彫刻も多く展示されていましたが

やはり本人によるスケッチが一番
「何を表現したかったか」が
わかりやすいかな…

さて、この名古屋市美術館は
名古屋出身・黒川紀章による建物で

美術館のある白川公園には
世界最大のプラネタリウム(丸いところ)がある
名古屋市科学館があったり
(ただいま休館中)

ちょっと歩くと
隈研吾さんデザイン監修の
信用金庫のオフィスビルがあったり

面白いものが固まってるなあ。

話をガウディに戻すと

すべては大自然の偉大な本からでる。人間の作品は既に印刷された本である

という言葉や

建築家は幾何学者である

という言葉にあるように

自然に全ての答えがあり
幾何学とはその自然を解く
鍵でもあったのでしょう。

幾何学は元々測量のために
発展してきた学問だそうです。

そう言われれば曲尺なんかも
まさしく幾何学そのものですよね。

普段の工務店のお仕事もまた
すべては大自然の幾何学から
学んでいるわけだなあ。

さて、ガウディは路面電車に刎ねられて
亡くなったそうです。
(展示には死亡証明などもありました)

サグラダ・ファミリアの完成は
存命中にできないことは
わかっていただろうけれど

死後も建築が続けられるような
工程を組んでここまで進んできたことで

「わが生涯に一片の悔いなし」
…なのかどうか?

ガウディにもラオウにも
ファンが多いので
掛け合わせるとどちらからも
叱られそうだなあ…

ともかく
悔いのない生涯を送れるように
生きましょうね。