「文春砲」が撃たれる前に
さっさと議員辞職するという
珍しいケースがありました。
取材に対して
欲を抑えきれなかったというか
負けてしまった
会合では
人格を疑う
とか
謝罪だけでは済まない
などと批判されたそうだけど
裏金たくさん作って
税金も納めないで
なんの責任も取らない人たちより
下半身の欲に負けたと
言える人の方が
僕は好きだなあ…
という僕も欲に負けて
酒を飲みに行ってきました。
ブログ仲間が藤枝
(浜松から在来線で1時間ぐらい)
で飲みに行く
というのは聞いていたんだけど
予定があるから行きません!
と答えておいて
当日になったら
やっぱり急に行きたくなって
予定を早めに巻き上げて突撃
予約の人数にも入っていないし
結局遅刻するし
色々と迷惑をかけました。
さて、僕はなんの欲に
負けたんでしょう?
酒を飲みたい?
別に、酒なんかどこででも
飲めます。前の日も飲んだし。
みんなに会いたい?
まあ、そうかもしれないけど
どちらかというと
自分だけそこにいないという
疎外感が嫌なのかなあ?
ビジネスチャンス?
は、多分ない。
酒ばっかり飲んでても
時間は無駄にするわ
金は減るわ
体重は増えるわ
いいことなんか
全然ないんですが
それでも飲みに行くという
行動をしてしまう。
その反省というか
振り返りのために
こんな本。
僕が好きそうなタイトルでしょ。
以前に読んだ気がするけど
今はAudible(オーディブル)で
聞けるようになっていました。
行動経済学のお話です。
人の行動は合理性だけでなく
直感や感情によって大きく
左右される、というようなこと。
それでも
なんらかの欲に負けて
酒を飲んじゃう。
そう、人は(僕は?)
予想どおりに不合理
なわけです。
ただ、その不合理を
予測したり誘導できたりすれば
大儲けできちゃうんじゃない?
というのがこの本の趣旨です。
再読(聴?)して印象に
残ったのが
社会規範のコスト
なぜ楽しみでやっていたことが
報酬をもらったとたん
楽しくなくなるのか
人のやる気って
報酬に左右されるわけですが
その報酬を
金銭的価値で図るのが
市場規範
それに対して、友情とか愛情とか
人との関係、感情が報酬ともいえる
社会規範
報酬を出さずに
「やりがい」だけで人を使えとか
そういうことではありません。
皆さんの会社にも
市場規範だけではなく
社会規範で動いている何かが
カネで買えない何かがあるはず。
会社の魅力ってそういうところに
出るよな〜と
思わぬところに着地して
本日は以上、でございます。