歌手の高橋洋子さんが
アニメ専門オーケストラへの出演を
断った、というお話
アニメ系イベントなのに
チラシに生成AI画像を使っていることに
クリエイティブへの考えの違いから
出演をお断りしたそうです。
イベント側はその後
生成AIを使わないイラストに
差し替えて顛末をwebで発表
それから、少し前ですけど
AppleがiPad Proを発表した時
こんな動画が公表されて
Meet the new iPad Pro: the thinnest product we’ve ever created, the most advanced display we’ve ever produced, with the incredible power of the M4 chip. Just imagine all the things it’ll be used to create. pic.twitter.com/6PeGXNoKgG
— Tim Cook (@tim_cook) May 7, 2024
楽器、画材などがプレス機で
ぶっ壊される動画。
iPadがあれば
そういうのは要らないよ、と
この動画も猛批判を受けて
AppleのCEO ティムクックは
謝罪しました。
(けど動画は引っ込めていないところが
日本とは違うかな?)
さて、先日、こんな建物を見て…
きませんでした!
ちゃんと見ればわかるように
まあまあ荒っぽい生成AIによる
存在しない建物の画像です。
住宅業界もだいぶ生成AIが
使われるようになってきて
建築家の写真を学習させて
それっぽいものを生成する
なんてことも可能になってきました
が…
それってどうなのよ
と僕は思います。
でも、工務店の中には
意匠に関する権利や誇りが
極めて薄いところもあります。
そのうち、そういう工務店が
平気で
「〇〇(建築家名)風住宅」などと
生成AIでパースを作って
営業したりするのかなあ…
冒頭で紹介した2例は
いずれもクリエイターに対する
冒涜ではないか
という抗議を受けました。
抗議した側もおそらく
生成AIそのものを否定している
わけではないのでしょう。
人が作り出すことに
意義があることと
そうでないことがある。
しかも、その意義は
絶対的なものではなくて
相対的なものです。
一緒に家を作っていきましょう!
とスタートしたのに
実は生成AIでやってました
なんていうのは
相手ががっかりするかもしれないけど
プロセスが必要ない
建売住宅とかなら
そんなことも起こらない?
僕はクリエイターではありませんし
そこには思っても見なかった世界が
あるかもしれないので
生成AIも平気で使いますが
今のところ、ブログの文章を
書いてもらったことはありません!
と思ったら
AIに書かせた座談会は過去にやってたなあ…
訂正。
内緒で生成AIに文章を
書いてもらったことはありません!
まあ、そう言いながら
実は全部生成AIで書きました
というオチがあっても
それはそれでいいかな…
そのうちやってみよ。