生成AIでお客さんは喜ぶ? 怒る?

歌手の高橋洋子さんが
アニメ専門オーケストラへの出演を
断った、というお話

アニメ系イベントなのに
チラシに生成AI画像を使っていることに
クリエイティブへの考えの違いから
出演をお断りしたそうです。

イベント側はその後
生成AIを使わないイラストに
差し替えて顛末をwebで発表

第一回演奏会についてのお知らせ | 池袋アニメーションフィルハーモニー
SNSにてこちらの発表をさせていただきましたが、新しいチラシについてはこちらで校正が完了したため本決定として掲載させていただいております。

それから、少し前ですけど
AppleがiPad Proを発表した時

こんな動画が公表されて

楽器、画材などがプレス機で
ぶっ壊される動画。
iPadがあれば
そういうのは要らないよ、と

この動画も猛批判を受けて
AppleのCEO ティムクックは
謝罪しました。
(けど動画は引っ込めていないところが
日本とは違うかな?)

さて、先日、こんな建物を見て…
きませんでした!

ちゃんと見ればわかるように
まあまあ荒っぽい生成AIによる
存在しない建物の画像です。

住宅業界もだいぶ生成AIが
使われるようになってきて

建築家の写真を学習させて
それっぽいものを生成する
なんてことも可能になってきました

が…

それってどうなのよ

と僕は思います。

でも、工務店の中には
意匠に関する権利や誇りが
極めて薄いところもあります。

そのうち、そういう工務店が
平気で

「〇〇(建築家名)風住宅」などと
生成AIでパースを作って
営業したりするのかなあ…

冒頭で紹介した2例は
いずれもクリエイターに対する
冒涜ではないか
という抗議を受けました。

抗議した側もおそらく
生成AIそのものを否定している
わけではないのでしょう。

人が作り出すことに
意義があることと
そうでないことがある。

しかも、その意義は
絶対的なものではなくて
相対的なもの
です。

一緒に家を作っていきましょう!
とスタートしたのに
実は生成AIでやってました

なんていうのは
相手ががっかりするかもしれないけど

プロセスが必要ない
建売住宅とかなら
そんなことも起こらない?

僕はクリエイターではありませんし
そこには思っても見なかった世界が
あるかもしれないので
生成AIも平気で使いますが

今のところ、ブログの文章を
書いてもらったことはありません!

と思ったら
AIに書かせた座談会は過去にやってたなあ…

AI主催・仮想断熱材メーカー座談会
完璧な断熱材、なんてものはこの世になく、でも断熱材メーカーは我こそはとメリットをうたうのが世の常。 断熱性能に特化するのかそれ以外の要素もうたうのか。時にオカルトチックだったりヒステリックだったりするこの業界をちょっといじってみた話です。
AIで工務店とハウスメーカーの世論調査をしてみる…?
GoogleのAI・Geminiに、工務店とハウスメーカーについての座談会をさせてみましたが…どっちかというと、世論調査かな、これは。

訂正。
内緒で生成AIに文章を
書いてもらったことはありません!

まあ、そう言いながら
実は全部生成AIで書きました
というオチがあっても
それはそれでいいかな…

そのうちやってみよ。