土用の丑は「う」がつくもの、ということで「嘘」

昨日は土用の丑の日
うなぎ屋の前を通ったら
やっぱり混んでいました

天然うなぎの旬は冬ですが
もう天然うなぎは全然獲れません
ニホンウナギは絶滅危惧種ですからね。

そんなうなぎを
土用の丑の日に食べる
というのは

旬のものをいただく
という意味ではなく

うなぎ屋のマーケティングに
まんまと乗ってしまったからで

それを扇動したのが
江戸時代の本草学者・平賀源内
という話がありますね。

平賀源内はエレキテルを発明し
なんだか偉い人のように扱われてます。

その偉い人が

丑の日には「う」がつく食べ物を食べるのが良い

などと、人工的に旬を作り
まんまとうなぎ屋が儲かった

という話のようです。
(ホントかわかんないけどね)

平賀源内は、弟子をいじめたり
エレキテルで裁判沙汰になったり
挙げ句の果てに殺人、投獄されて
獄中死
していて

人生全体を見ると偉い人とは
思えませんけど…

土用の丑の日にうなぎ
みたいな話は
悲しいかな、言ったもん勝ちの世界

住宅界隈にも
オカルト建材をはじめとして
ほんまかいな? というものが
結構あります。

平賀源内のような有名な人が
結構な貧しいことを
平気で言っていたりもします。

工務店の営業上は
信じるものは救われる
でも構わないですけど

困るのはお施主さんだし
そうなれば建てた工務店も
困るわけなので

何かをはじめる時や
誰かの言うことを聞こうとする時

本当にそうなのかな?
って自分自身でよく考えてみてほしい。

という口出しを横からするので
僕はよく「ウザい」と言われます。

ウザいの語源は
うなぎの蒲焼ときゅうりを合わせた
「うざく」から来ています

おいしいうなぎを
わざわざきゅうりと混ぜるなんて
おかしい! ということから
生まれた言葉で…

…………
……

と言うのは
真っ赤な嘘です。

信じちゃった?
またウザいって言われちゃうな〜

僕の言うことも含めて
とにかく世の中には
嘘が多いので要注意。

ウザい、は元々
うざったい、から縮まった言葉で

うざったい、は
擬態語の「うじゃうじゃ」が
転じたもので

わずわしい、とか
いらだたしい、とか
そんな意味だとか…

自分で書いてて
嫌になってきちゃった。

ともかく
偉い人やらメーカーやらが
なんか言ってても

まるまる信じないで
それってほんと? どういうメカニズム?
って聞いてみましょうよ。