明日・5日はまたしても
土用の丑の日ですね〜。
それにちなんで
こんなもんをいただいてみました。
日清 謎うなぎ丼
謎うなぎ…だと…
そして
うなぎ不使用!
原材料を見てみると
どこにも「うなぎ」の文字はなし。
大豆たん白加工品、なるものが
おそらく謎うなぎなんでしょう。
お湯を入れる前はこんな感じ。
お湯を注いで5分待つと…
…………
うなぎ丼、というより
ひつまぶしみたいだな…
実食。
タレや山椒の味が
うなぎっぽさを
演出しているけど
もちろんまったく別物で
二度と買わないだろうな〜
というのが正直な感想です。
(謎うなぎ丼、ではなくて
一尾丸々の謎うなぎ、ってのは
だいぶうなぎっぽいらしいけど)
うなぎや牛肉などの
代用肉(魚)が
増えてきた背景には
資源の問題があって
牛肉生産には
大量の資源を使った上に
温室効果ガス(牛のゲップ)も
たくさん出る
だから代用肉に
切り替えよう
という動きもあるわけですが
代用肉で
焼肉やって盛り上がるのかなあ?
いつかそんな時代に
なるのかなあ。
建築業界は
その点で一歩先を
行っておりまして
木に見える木じゃないもの
とか
木が原料だけど木の代替品
とかがたくさんあります。
日本は特にイミテーションが
得意な国だから
このままいくと
軸組に「謎木」を使った
謎木造住宅
なんてのが生まれてきたりして
(冗談のつもりで書いたけど
もうありそうな気がしてきた)
こちらは前に書いたお話。
木材の場合は
資源が少ないどころか
国産材が十分ある状態で
国産材を使わずに
資源保護しよう! なんて
必要はない
むしろ人工林は
きちんと手を入れないと
ろくなことにならないので
使うことこそが
保護にもつながる。
それでも
使われないのは
価格の問題が大きい。
とはいえ住宅価格の
かなりの部分を占めるのは
人件費です。
現場加工を減らせば減らすほど
安くなる・あるいは利益が残る
だから安く建てたければ
工業化を目指すのは自明ですが
うなぎ屋が
いくら安くなろうが
謎うなぎで勝負しないのと
同様に
本物の木を
手加工するということは
上のブログにも書いたように
ことは美学の問題なのです。
謎うなぎでいいや
という人を寄せ付けないためにも
それぞれの美学を
訴えていきましょう!