収納はいくらあってもいい、だから作らない?

キッチンは僕の聖域
のはずなんだけど
時々妻のチェックが入る

使わね〜調味料を捨てろ! と

基本調味料だけで
サクッと料理が作れるのが
カッコいいと思うんだけど

ついつい調味料とか
スパイスとかに
頼りたくなって

気がつけばとてつもない
ことになっていた。
(その写真はない)

見かねた状態を打破するために
賞味期限が切れてるスパイスやら
いつ作ったかわかんない手作り調味料は

全部捨てる

という英断をした。

古くなったスパイスは
香りが飛んでいるけれど
みんなカラカラに乾いていて
傷むこともないだろうから
もったいないなあ…

でも使わないから
溜まってるんだよなあ…

というわけで、さよなら!

それでもまだそこそこ
残っています。

そもそも
調味料を置くための
棚があって

そこにたくさん置けるものだから
どんどん増えていったという次第。

あればあるだけ使ってしまう
というのは
収納あるある、ですね。

先日触れた冷蔵庫にしても
ハードディスクやSSDの容量にしても

あればあっただけ使ってしまう
(って僕だけ?)

逆に、なければないなりに
やろうとするわけで

住まいづくりで
よく聞く話が

収納が足りない
収納がもっと欲しい

という話

この要望に対して
設計者がとる対応は

1.
真面目にヒアリングして
それらを全てしまえるような
収納を設ける

というものもあれば

2.
話は一応は聞くけれど
結局は一般的なプランに
一般的な収納を用意する

そして

3.
あんまり要望は聞かずに
全然収納を設けない

という対応もあります。

一見、1.が満足度が高いように
見えるけれど

今までの家と
これからの家は違います。

今までの生活を
そのまま持ち込みたいのか

新しい生活だからこそ
今まで置けなかったものを
収納したいのか

で、全然違うので
ここを間違えるとよろしくない

2.は、実は一番多いかもしれない
パターンで、設計上の
面白みは少ないけど

家のリセールバリューとかを
考えたらいいのかもね。

3.は、力技ですが
収納はあればあるだけ使い
なければないなりにやってしまうし

家族構成が変われば収納への
ニーズも変わるので

収納を建築に一体化させない
という点では
一番汎用性が高いので

僕個人は3のパターンが
一番好きです。

まあ、このあたりは
工務店毎に考え方が
かなり違っていて

こうじゃなきゃいけない
とは言いませんが

たくさんの家族の居場所を
作ってきたプロとして
ウチはこう考えてますよ

と、ハッキリ言えることが
大事ですね。

と言うわけで(?)
早速クミンシードを100g
買い足してしまった
ワタクシでした。