クレームを言う側の気持ちよくない心理

東海道新幹線は今年で60周年
というのは知っていたけれど

かっぱえびせん
60歳なんだとか

その二つがはじめた謎のコラボ

なんでも、新幹線の駅に
えびがいるらしい

浜松駅はホームが上下一つずつで
看板も一方向しか向いていないから
見つけやすいんだけど

新大阪はホームがたくさんあるし
看板も中央に付いていて
両面あるし

見つかんねえ…

かろうじてこんなのを
見つけました。

という感じで
新幹線で楽しくお出かけ…

といいたいところですが
ちょっとだけ嫌な気持ちになりました。

前の人が座席を
思いっきり倒してくる…
ぐらいなら別にいいんだけど

前の席に小さなお子様を連れた
家族連れが乗っていました。

お子様は大はしゃぎ

しょっちゅう新幹線に
乗るわけでもないだろうから
気分がアガるよね。

僕はパソコンを取り出して
(珍しく酒ではなく水を飲みながら)
作業をしていました。

ブログを書いていた…のではなく
とあるチラシを作成していました。
(そんなの新幹線の中でやるな
と思うけど)

細かい作業があるので
そ〜っとトラックパッドを
動かすのですが

お子様がお暴れになるので
カーソルがズルッと
どっかに動いてしまうんです。

え〜

っと思ったけど

まあ、楽しく旅行しているし
しょうがないよな

とそのまま作業を続けました。

ちょっと文章なんかも打っていて
さあコピペ、と思って
⌘+C(Macのショートカット)を
押したはずが

文字が全部消えて
C
という文字だけが残る…

お暴れの結果
二つのキーが同時に押せない
レベルでテーブルが揺れるのです。

もちろん飲み物もこぼれるので
避難させていたし

ずいぶん我慢していたけど
その後もお構いなしに
大暴れだったので

後ろの席から

サヅカ

いくらなんでも揺れるので
ちょっと静かにしていただけないですか

と声をかけてしまいました。

あ〜あ

せっかくの楽しい家族旅行に
水を差してしまった…

もうちょっと我慢すれば
よかったのかな?

お母さんらしき人は
何も言わずに怪訝そうに
お子様と席を代わってくれて

しばらくは平和なときが
訪れましたが

その後はごきょうだいが席を立って
追いかけっこをはじめ
それも止めない…

親が公共の場に
慣れていない人なんだな…
と残念に思いました。

とはいえ
あちらから見れば

僕は楽しい旅行中に
細かいことをいちいち言ってきた
クレーマー
です。

しかし、こちらとしてはクレームは
できれば言いたくなかったし
言った後も気持ちよくはありません。

工務店にとって
クレーム
という言葉は

何より嫌だ
という方も多いでしょう。

でも、必ずしも
文句が言いたくて言っているんじゃなくて
止むに止まれずクレームをつけている

そういうことも
少なくないはずです。

クレームを伝えるまでの
心の逡巡もあることでしょう。

早い段階でそのことに
気づくことができれば
いいけれど

時間が経てば経つほど
気持ちはモヤモヤとして
悪化していってしまう。

明らかに建物に瑕疵がある
ということを除いては

クレームの多くは
感情に左右され
ていて

その負の感情は
自分と相手の関係を
映しだしている。

いい関係同士なら
クレームにならないようなことも
疎遠な人とは
クレームになっちゃったりする。

そういうクレームを減らすには
やっぱり関係を深く持って
会う機会も増やして
(ザイオンス効果ね)
というのが効く

と言いたいところだけど

最近はおかしな人が増えたからなあ…

なんとか知恵袋みたいなサイトで
入れ知恵されて
クレームをつけてきたり

直接のお客さんじゃない人が
クレームしてくると
人間関係もへったくれもないし

やってられないね!

あ、でも今回は
僕がクレーマーの方だった…

クレーム処理というのは
直接の対応だけでなくて

そのクレームに至る
心情をなんとかしないと

結局次のクレームを
一生懸命探そうとする

そんなことになっちゃうんだろうなあ…

やっぱりやってられないね!
オチがなくてごめんなさい!
クレームしてもいいよ