インターンシップがやってきました。
って書くとびっくりしそうな人が
いるだろうと思って書いただけで
僕のところのインターンじゃありません。
訳あって自宅の玄関ドアを新調中。
家を建ててもらった番匠さんに
お願いしています。
その番匠さんにきている
インターンシップの方が
我が家を見たいというものですから
通常は非公開(汚いので)の
我が家をご案内しました。
外から見ても
家見えないしね。
我が家の庭で
プロに植えてもらった樹は
二本だけ
あとは僕が植えたか
種を蒔いたか
勝手に生えてきたかのどれか
クヌギとかコナラとかいった
いわゆる「雑木の庭」にある
樹はもちろん(?)のこと
センダンが勝手に生えてきたので
そのままにしていたら
巨木になりました。
インターンさんも
庭づくりに興味があるようで
クヌギを植えたけど
枯れてしまった
なんて話を聞いて
僕はドヤ顔で育て方を
語ったりして…
建てて
20年以上経過しまして
それなりに古びてきたけれど
特段不満なく暮らしております
と言いたいところだけど
建物の方位を見誤ったという
後悔はあります。
そこらへんの話は
以前書いた通り
これは設計者の意図ではなくて
僕の主張だったんで
当時の知見の低さを恥じるほかない
敷地は十分広いんで
真南を向ければよかったんだけどなあ…
なんていう話も
させていただきました。
将来は工務店で設計をやりたい
とのことで、頼もしく思います。
そういう人の役に
少しでも立てたなら
本望かな…
なんて偉そうにしてても
おぱんちゅうさぎとか
ワールドトリガーとか
飾ってあってなんだかなあ…
住宅設計を志す人の
動機はそれぞれでしょうけど
心地よい居場所を作りたい
そんな背景がある人も
多いんじゃないでしょうか。
心地よさというのが
何を指すかも人それぞれですし
すごく暑いとか
すごく寒いなんてのは論外
でも、暑くなく寒くなければ
心地よいか?
と言われると
決してそんなことは
ないはずです。
そういう意味では
例え外皮性能が低かろうが
見るべき建築というのは
世の中にたくさんあるんだろうな〜
そして
いい話を聞くばっかりじゃなくて
何が失敗だったかとか
こうしたらもっとよかったとか
そんな話ができると良いよな〜
という点で
いわゆる完成見学会よりも
住んでいる家を見せてもらう方を
推しています。
コロナ禍でほぼ絶滅した
住んでいるお家の見学会ですが
ボチボチ再燃するのでは?