ハードウェアだけでは主導権が握れない

バルミューダのスマホ
BALMUDA Phoneって
知ってますか?


(公式サイトから)

実は本日販売終了です。

まだ売ってたのか!

BALMUDA Phoneは
デザイン家電のバルミューダが
鳴り物入りで出したスマホ

2021年に発売され
4.9インチとちっちゃいので
ちっちゃいスマホ好きの僕としては
食指が動きましたが

この手のものは
それだけで選んではいけない。

結局のところ
OSがAndroidである以上
根幹の部分は手が出せないから

他所が作ったものに
お化粧して売っているに過ぎない。

だから僕は
iPhoneかPixelしか使わない。

どっちも
OSを作っている会社のものだから。

やっぱりこれも
いつも言っている
主導権が握れるかどうかの話

もちろん、見た目だけじゃなくて
周辺サービスもがんばったのかも
しれないけれど

後発の
OSでエコシムテムを牛耳っていない
一社の取り組みは長続きしないから
いずれこうなるだろうなあ…と

(エコシステムとは本来は生態系のことだけど
OSがあってスマホがあってアプリストアがあって
リアルなショップがあって、みたいな
一連の囲い込みのこと)

僕も扇風機とかランタンとか
バルミューダのものを使っていますが
これらは単独で動くものなので
スマホみたいに後々のことなど考えなくていい。

こういうものは、
機能、見た目、ストーリーという
「売り」で
いけてしまうわけですね〜

あれ?
機能、見た目、ストーリーって
住宅の売り方みたいじゃない?

僕がたびたび
バルミューダを引き合いに出すのも
そういう事かもしれない。

とはいえバルミューダの業績は
ここのところ良くはないし

もしかしたら彼らもそのうち
住宅そのものに
進出してくるかもしれないが
(無印的に)

やっぱりエコシステムを
牛耳らないと
うまくいかないのかな〜

住宅にはそういうシステムが
あるような、ないような

定期点検をビジネスチャンスとして
捉えていない
工務店は依然多いし

その定期点検も築年数が経過するほど
間が開いてしまうというもったいなさ

家の定期点検とかけて結婚記念日ととく
家の定期点検とかけて結婚記念日とときます。そのこころは? どちらもだんだん頻度が少なくなるでしょう。

リバースモーゲージなんてのも
ある種のエコシステムをつくろう
というものかもしれないし

いずれにしても
住宅の囲い込みは
建築の視点からより

金融とか
ホームセンターとか
無印良品的なところから
やってくるんだろうなあ。

あなたのとこは
言った通りに建ててくれるだけで
あとはいいから!

とばかりに扱われてしまう
そんな日が来るかも…

というか、すでにそういう状態の
ところも多いかな?

もったいない!

家具も家電もみ〜んな面倒見て
住宅ローンにぶっこんで
後々のこともお任せください!

にして
つながりをもちつづけることが
新築減少時代の
生き方の一つじゃないかなあ

面倒くさいけどね!

全部自前でできなくてもいい
提携サービスを利用してもいいから
とにかく自社に主導権がありますように。